1996年に始まり今年で15年目を迎えるNTTトライアスロンジャパンカップは、年間8大会が行われる。
また、1997年から採用されたNTTトライアスロンジャパンカップランキングは、「S・A・B・C」の4カテゴリーに分かれ、ジャパンカップの8大会に、ITU世界選手権シリーズ最終ランキングを点数化して加えたポイントでシリーズチャンピオンが競われる。
Sカテゴリー (世界ランキング) |
ロンドンオリンピックに直結する世界基準の大会
|
Aカテゴリー (2大会) |
ロンドンオリンピックに直結する国内最高峰レベルの大会
|
Bカテゴリー (3大会) |
ITU世界選手権シリーズ出場に重要な位置づけの国際大会
|
Cカテゴリー (3大会) |
51.5キロのスピードが要求される国内大会
|
ベースポイント の設定 |
Sカテゴリー大会1 位には200 ポイント、A カテゴリー大会1 位には180 ポイント、B カテゴリー大会1 位には150 ポイント、C カテゴリー大会1 位には120 ポイントが設定される。2 位以下は、1 位のポイントから3% ずつ減点していくことで、ベースポイントが決まる。 |
獲得ポイント の決定 |
これに<トップからのタイム差÷トップから男子5%・女子8% のタイム差>の%を減点して獲得ポイントが決まる。 |
計算式 | [ベースポイント] - [トップからのタイム差 |
備考 | 最大4イベント(世界選手権シリーズランキング含む)のポイントを合計し、NTTジャパンカップランキングが競われる。 女子はトップのフィニッシュタイムから8%以内、男子は5%以内でフィニッシュした選手にはポイントが加算される。ただし、この%と同タイムでフィニッシュした選手にはポイントは加算されない。 世界選手権シリーズランキングは125位以内が対象。 順位ごとにベースポイントから7.5%ずつ減点。さらに1-25位(1.0)、26-50位(0.9)、51-75位(0.8)、76-100位(0.7)、101-125位(0.6)を乗じたポイント付与。 |
1. 2010年9月26日時点のNTTトライアスロンジャパンカップランキング上位35名の選手には、2010第16回日本トライアスロン選手権東京港大会(10月17日開催)の出場資格が付与される。
2. 第16回日本選手権優勝選手および2010NTTトライアスロンジャパンカップランキング1位の選手には、2011年アジア選手権出場資格が付与される。
3. 2010NTTトライアスロンジャパンカップランキング上位入賞者にはJTUから強化費が支給される。