国際トライアスロン連合(ITU)から東京2020パラリンピック競技大会のパラトライアスロン競技出場資格が発表されましたのでお知らせします。
東京2020大会のパラトライアスロン競技は全8種目で行われることが、今年8月に発表されておりましたが、今回の出場資格発表に伴い、対象外となっていたクラスの選手が、障がいの軽いクラスにクラスアップできるルールに改正されました。
パラリンピック出場資格対象期間は 2019年6月29日から2020年6月29日までの1年間。対象大会は2019年ローザンヌで開催のITUパラトライアスロン世界選手権大会、ITU世界パラトライアスロンシリーズ、各地域のITUパラトライアスロン・コンチネンタル選手権大会、ITU パラトライアスロン・ワールドカップとなります。
日本代表選手の選考方針と推薦基準は、来年3月の理事会を経て発表を行う予定です。
*ITUパラリンピック出場資格
https://www.triathlon.org/uploads/docs/2018_11_28_TR_QG_Tokyo.pdf
*ITUパラリンピック出場資格ランキング
https://www.triathlon.org/uploads/docs/itusport-paralympic-qualification-ranking_20181125.pdf
ITUパラリンピック出場資格
[1]対象クラス
1)女子:PTWC、PTS2、PTS5(PTS3、PTS4含む)、PTVI
2)男子:PTWC、PTS4(PTS2、PTS3含む)、PTS5、PTVI
[2]対象期間
2019年6月29日〜2020年6月29日
[3]対象大会
1)ITU世界パラトライアスロン選手権
2)ITU世界パラトライアスロンシリーズ
3)ITU大陸別パラトライアスロン選手権
(対象期間内に2回開催された場合は、2回目の大会が対象)
4)ITUパラトライアスロンワールドカップ
*上記のうち、獲得ポイントの高い大会から3レース分が対象
[4]出場枠
1)国別獲得枠
@)ITUパラリンピック・クオリフィケーションランキングによる国別出場枠
A)男女各対象クラスにつき9枠。ただし、各国最大2枠まで
2)バイパルタイト招待枠
@)開催国が、男女各々の国別獲得枠において、どの対象クラスでも枠を獲得できなかった場合、男女各々に1枠付与
A)クラス、男女、国別獲得枠に関わらず、バイパルタイト委員会で選考された選手に付与
B)原則的に男女全クラスを通して8枠。国別獲得枠で埋まらなかった枠はこの条件下で追加
*バイパルタイト招待枠・・・各国からパラリンピックへ選手を出場させるべく、国際パラリンピック委員会(IPC)へ直接推薦し、IPCバイパルタイト委員会で認定された場合にのみ東京2020パラリンピック大会に出場可能となる。
[5]関連情報
1)東京2020パラリンピック競技大会に向けたITU競技規則の改正に伴うクラスアップについて
/news/2018/181125-1.html (2018年11月25日(日))
2)東京2020パラリンピック競技大会:パラトライアスロン競技情報
https://tokyo2020.org/jp/games/sport/paralympic/triathlon/
3)2019ITU大会開催情報
https://www.triathlon.org/paratriathlon/events
*2018年12月3日現在
=以上=