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公益社団法人日本トライアスロン連合 JTU 2018 JTUニュースリリース 発行元:公益社団法人日本トライアスロン連合 JTU
配信日:2018年01月26日(金)
 

パラトライアスロン記録会(開催検討依頼)

宛先:JTU加盟団体 <回覧>理事、社員、関係各位

 

パラトライアスロンの普及・強化を目的にJTU認定記録会にパラトライアスロン部門の開催拡大の方針が先般の理事会(12月1日)で承認されました。つきましては次のとおり詳細情報をお知らせいたしますので、開催・受け入れについてご検討いただきますようお願い申し上げます。

 

パラトライアスロン記録会・実施案内

 

[1]趣旨・目的
東京2020パラリンピック大会メダル獲得に向けたエリート選手の強化、及び2020年以降を見据えた選手発掘において、ITUランキングや競技会以外の機会の創出が望まれる。各種目の強化の指標、強化指定選手の認定、タレント発掘、大会派遣の選手選考などの資料とすることを目的とする。

 

[2]概要
1)既存のJTU認定記録会に組込み、15歳以上のパラアスリートを対象とした200m泳、1,000m走の記録計測を実施する。
2)受け入れ可能な会場での実施を基本とするが、パラリンピック対策チーム主導による単独開催も検討する(実施の場合、後日案内を配信)。
3)運営は認定記録会マニュアル(下記URL参照)及び、別途「パラトライアスロン記録会開催マニュアル」に従うが、参加者の障がいに合わせた特別運用を認める。
*認定記録会開催マニュアル
/kyouka/2018/pdf/18kirokukai-manual.pdf

*パラトライアスロン記録会開催マニュアル
/kyouka/2018/pdf/18kirokukai-para-manual.pdf

*参考)JTU パラトライアスロン記録会 標準記録
/kyouka/2018/para-hyojun2018.pdf

 

[3]参加条件
1)定期的に練習をしていて、記録会へ参加しても健康上問題のない15歳以上の選手(JTU会員未登録も可とする。18歳以下は保護者の同意が必要)
2)下記URLに記載された障害の一例に該当する選手を対象とする。
/news/2017/170106-2.html

3)参加申込時に、障がいの状況(障がい名、障害等級、日常使用の補装具、記録会時使用の補装具、特に配慮を必要とすること)を申告する。
4)必要な競技用具・補装具、タッパー(※)、ガイド等は、参加者自身が手配する。
※目の不自由な選手がターンやフィニッシュ時にプールの壁に激突して怪我しないように、合図(長い棒を使って選手の頭や背中を叩く)を送る人
5)200m泳でのウェットスーツの着用は認めない(ただし、ウェットスーツの着用が可能な会場に限り、PTWCクラスに該当する選手は下肢のみを覆うウェットスーツの着用を認める)
6)PTWCに該当する選手の200m泳では、ITUルール上認められるニーブレイス・留め具の使用を認める。
7)200m泳でのPTVIに該当する選手のガイドの併泳は認めない。タッパーが必要な場合は参加選手自身が自己手配する([3]の4)を参照)
8)PTWCクラスに該当する選手の1000m走は日常用車いすを使用し(競技用車いすの使用は認めない)、ヘルメットを着用しなければならない。
9)義足装着者の1000m走では、競技用義足(板バネ)の利用が可能な会場に限り、その使用を認める。
10)PTVIクラスに該当する選手の1000m走では、必ず伴走者が必要である。ただし、異性でも認める。
11)補装具の種類は下記を参照する。電動の補装具はいかなるものでも認めない。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/sss/grp/h27hosougu.pdf

 

[4]実施手順
1)JTU事務局から各ブロックに開催の打診
2)下記、「実施施設の障がい者受け入れ確認」を参考に、JTU認定記録会を実施する施設の会場設備および受け入れ態勢などを考慮して、各ブロック・加盟団体において併催が判断される。
3)上記により、実施施設の会場設備の条件(車いすの走行不可)などにより、一部のクラスに該当する選手は参加できない場合もある。
4)開催決定後の告知、及び公募方法などについてはJTU認定記録会の実施手順に従う。
5)参加希望者があった場合は、各ブロックより[5]連絡先へ同時メール送信する。
件名は「JTUパラ記録会参加申し込み<●●会場>」(●●は開催会場名を記載)

◆「実施施設の障がい者受け入れ確認」:
主に下記項目について、選手単独、もしくは支援者がいれば可能かを確認し、総合的に実施判断する。
<プール>
□車いす利用者・その他の補装具の利用者・視覚障がい者の利用の可否
□ウェットスーツ、二―ブレイス、留め具の使用の可否
□上記該当者の更衣室の利用の可否(付添者が必要な場合、異性の付添者の可否)
□車いす利用者の導線(駐車場〜入口〜更衣室〜プール)で安全確保の可否

<ラン>
□車いす利用者・その他の補装具の利用者・視覚障がい者の利用の可否
□車いす利用者の導線(駐車場〜入口〜更衣室〜陸上トラック)
□義足装着者のうち、競技用義足(板バネ)の利用の可否

 

[5]連絡先
1)村上晃史JTUオリンピック対策サブリーダー:kooji@tf7.so-net.ne.jp
2)富川理充JTUパラリンピック対策チームリーダー:
swimtommytri@isc.senshu-u.ac.jp
3)陶山昌宏JTUパラリンピック対策メンバー:suyama@mx4.mesh.ne.jp
4)JTU事務局(パラ専用アドレス):para@jtu.or.jp

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