[1]対象選手と認定期間
16歳以上(該当年12月31日現在)のJTU登録選手。
2020年4月1日〜2021年3月31日。
[2]評価対象期間と認定手順
2019年4月1日から2021年3月末(2年間)
理事会承認により認定する。評価にあたっては、レース展開上の諸条件や抗議・上訴などの結果を考慮する場合がある。
基本として1年ごとに見直す。但し、各対象大会で資格の取得・昇格があった場合は、次の大会参加を優位に進めるため、新規資格の即時適用を基本とする。
[3]対象デュアスロン大会・記録会
1) ITU世界デュアスロン選手権
2) ASTCアジアデュアスロン選手権
3) JTU日本デュアスロン選手権
4) ITUデュアスロンワールドシリーズ大会
5) カーフマンジャパンデュアスロングランプリ各大会
6) JTU認定記録会
[4]対象デュアスロン大会・記録会と評価基準
1)強化S指定
S-1)ITU世界デュアスロン選手権8位以内 (30%)
2)強化A指定
A-1)ITU世界デュアスロン選手権12位以内(40%)
A-2)ASTCアジアデュアスロン選手権1位(10%)
A-3)日本デュアスロン選手権1位(10/%/35%)
A-4)カーフマンジャパンデュアスロングランプリチャンピオンシップ1位(10%/35%)
A-5)ITU世界デュアスロン選手権U23カテゴリー3位以内(20%/35%)
A-6) ASTCアジアデュアスロン選手権U23カテゴリー1位(35%)
A-7)ITUデュアスロンワールドシリーズ大会3位以内(20%/35%)
3)強化B指定
B-1)ITU世界デュアスロン選手権16位以内(40%)
B-2)ASTCアジアデュアスロン選手権3位以内(15%/20%)
B-3)日本デュアスロン選手権3位以内(15%/40%)
B-4)カーフマンジャパンデュアスロングランプリチャンピオンシップ3位以内(15%/40%)
B-5)ITU世界デュアスロン選手権U23カテゴリー3位以内(10%/35%)
B-6) ASTCアジアデュアスロン選手権U23カテゴリー3位以内(10%/40%)
B-7)ITUデュアスロンワールドシリーズ大会8位以内(20%/25%)
4)強化C指定
C-1)ITU世界デュアスロン選手権で1位タイムから男子5%以内、女子8%以内でフィニッシュした選手
C-2)ASTCアジアデュアスロン選手権8位以内(20%/25%)
C-3)日本デュアスロン選手権8位以内(20%/35%)
C-4)カーフマンジャパンデュアスロングランプリチャンピオンシップ8位以内(20%/35%)
C-5)ITU世界デュアスロン選手権U23カテゴリー1位タイムから男子5%以内、女子8%以内でフィニッシュした選手
C-6)ASTCアジアデュアスロン選手権U23カテゴリー8位以内(25%/35%)
C-7)ITUデュアスロンワールドシリーズ大会で1位タイムから男子5%以内、女子8%以内でフィニッシュした選手
C-8)カーフマンジャパンデュアスロングランプリ各ステージ3位以内(10%/35%)
C-9)カーフマンジャパンデュアスロングランプリ各ステージ10位以内、かつJTU 認定記録会のラン1〜5級
[5]全体条件
1) 1位タイムから、男子5%、女子8%以内で完走(別途表記があるものは除く)
2)( %)は「順位÷スタート人数」の順位率以内で完走。順位率が2つの場合は(男子/女子)とする。
3) ASTCアジア選手権について、アジア国以外の選手が混在する可能性があり、その際には、アジア以外の選手を除いたリザルトを適用する。
4) 荒天や災害などにより、距離、種目の変更があった場合や、レース中、フィニッシュ直前の事故や上位選手の失格などが発生した場合は、マルチスポーツ対策チームにて審議し、評価を決定する。
[6]資格等の授与(共通)
1)日本デュアスロン選手権出場資格
2)出場を希望するITUデュアスロンワールドシリーズへの出場資格[S、A、B、Cの順に優先順位あり]
3)大会主催者招待の優先出場資格[S、A、B、C の順に優先順位あり]
4)医科学サポート、強化合宿への参加資格
[7]レース、トレーニングでの指標
エリートカテゴリーに出場し、上位を目指す選手として下記の指標をクリアできるようにするように努力すること。
- ラン:記録会5000m ラン5,000mで、男子15分10秒、女子17分15秒以内。10,000mの大会などで男子31分30秒以内、女子36分以内。
- バイク:FTP(w/kg) 男子4.5〜5.0以上、女子4.0〜4.5以上。
*パワーメーター活用したバイクトレーニングを強く推奨する
<2019年9月19日 JTU理事会 承認>