＜選考方針＞
標記大会を通じ、2020年オリンピックでのメダル獲得の可能性が高い選手を選出する。特に世界トライアスロンシリーズ（WTS）、WTSグランドファイナル（WTSGF）、世界ミックスリレーシリーズ（MRS）、世界ミックスリレー選手権（MRC）、ワールドカップ（W杯）出場についてはオリンピック対策チームにて派遣選手を決定し、ITUへ推薦する。
ITUトライアスロン公式大会へは、JTU出場推薦基準を基本としながらも、国内外問わず出場枠・出場推薦の調整を行うものとする。なお、「JTUエリート強化指定ランク」は、対象大会および記録会終了直後の記録を有効とする。
[１] ITU世界トライアスロンシリーズ(WTS)出場推薦基準
1）女子・JTUエリート強化O・A指定選手、男子・JTUエリート強化O・A・B指定選手を基本としてオリンピック対策チーム推薦
WTS、W杯、コンチネンタルカップ（C杯）、アジア選手権、世界U23選手権、世界ジュニア選手権におけるレース結果および内容、ITU世界ランキング、強化記録会（※）を評価に加えて選出。
[２] ITU世界トライアスロンシリーズ・グランドファイナル(WTSGF)出場推薦基準
1）ITU 世界ランキング 上位45名（2019年7月29日（月）時点）の女子・JTUエリート強化O・A指定選手、男子・JTUエリート強化O・A・B指定選手（男女各4名迄）
2）オリンピック対策チーム推薦（以下のレース結果および内容を評価に加えて選出）
2-1）WTS
2-2）W杯
2-3）アジア選手権
[３]ITU世界ミックリレーシリーズ（MRS）・ITU世界ミックスリレー選手権（MRC）
女子・JTUエリート強化O・A指定選手、男子・JTUエリート強化O・A・B指定選手を基本としてオリンピック対策チーム推薦
＜評価対象（優先順なし）＞
スプリントディスタンス（SP）、スーパースプリントディスタンス（SSP）、ミックスリレー（MR）のITU・ASTC・JTU公式大会における結果および内容、大会レベル（グレード）を評価に加えて選出。
[４] ITUトライアスロン・ワールドカップ(W杯)出場推薦基準
1）JTUエリート強化O・A・B指定選手を基本として、オリンピック対策チーム推薦
WTS、W杯、C杯、アジア選手権、世界U23選手権、世界ジュニア選手権に
おけるレース結果および内容、ITU世界ランキング 、強化記録会（※）を評価に加えて選出。
強化記録会
開催1)JTU強化記録会（2018/11/19）味の素NTC・JISS
開催2)JTU強化記録会（2019/1/27）味の素NTC・JISS
開催3)JTU強化記録会・TBD（2019/5 以降）
＊スイムは長水路での結果を優先評価する。
＊スイム長水路800m、5.5級以上：女子27分32秒、男子24分29秒
＊スイム短水路400m、5級以上（スイムタイムは2倍）：女子27分10秒、男子24分09秒
[５] ITUトライアスロン・コンチネンタルカップ(C杯)出場推薦基準（国外）
1）JTUエリート強化指定選手から選出
（国内開催のITUコンチネンタルカップ出場推薦基準は別に定める）
[６] 全共通補足事項
1）W杯、C杯エントリーは大会開催日初日の40日前までにエントリー希望をJTU事務局に申請する。
2）WTS出場についてはオリンピック対策チームチームが大会40日前迄に選考する。
3）大会スタートリスト発表後で定員割れの場合などに、オリンピック対策チームで出場推薦を行う場合もある。
4）ITUが参加承認を行う。ITU世界ランキングによりウェイティング制度適用。
5）レース結果評価は過去1年間（出場希望大会エントリー締切日を基準）。
6）スイムから第1集団でレースを展開できる選手を優先評価する。
7）リレーは別の選考とするが特に第1走、第2走はスイムを重視する。
8）出場資格に適合していても評価できる成績を出せないと判断される場合は出場推薦を見送ることがある。
9）エリート強化O・A指定選手は強化記録会への参加を免除する。
10）WTS・WTSGF・W杯出場希望のJTUエリート強化B指定選手は強化記録会5.5級の突破、または、JTUエリート強化B指定選手の評価基準を2回以上（2018年12月1日以降の大会）達成することとする。
備考1）上記基準はITU基準や管理状況等（各大会のポイント変更、クライテリア等）により変更されることがある。
備考2）上記大会への派遣基準は別の定めによる。
＜2018年12月7日 JTU理事会承認＞
＜2019年2月5日改訂：［２］１）ITU世界ランキングの対象日程の追加、［６］全共通補足事項１）10）の補則説明の追記＞
＝以上＝
