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公益社団法人日本トライアスロン連合 JTU 2017 JTUニュースリリース 発行元:公益社団法人日本トライアスロン連合 JTU

配信日:2017年12月13日(水)

 

ドローン撮影の活用案と留意事項

 トライアスロン大会で無人航空機(ドローン等)での撮影希望に係る問い合せが増えています。この使用は国土交通省の規制ルール等(※1)によります。そのため、撮影希望があった場合、ドローンの飛行ルールを確認し、地方航空局等へ事前申請・相談の上での運用が基本です。
 ドローンの性能は年々あがっており、注意義務が必要ながら、活用範囲は広く、限定しながらも、推進する価値があると考えられます。インチョン・アジア大会トライアスロン競技では、テレビ局のドローンがトランジションエリア周辺を飛び、空撮映像をとらえていました。
 21世紀のスポーツと言われて久しいトライアスロンでは、最新機器を導入した安全管理が進んでいます。ドローンもその一部であり、各大会に応じた活用方法の研究をお願いいたします。

 

<参考:しまなみ海道トライアスロン in 尾道 2017(ドローン映像)>

*協力:宗定敏文JTU理事・中国ブロック

 

 

 

[1]トライアスロンでの活用案
・トライアスロン競技コースの動画での事前説明(サイト掲載)
・競技コース視察・設定時の補足資料としての利用
・安全管理への寄与(スイムコース、バイクコース、ランコース映像等
・開催主催地の空撮による情報提供
・大会開催時の限定的使用による大会広報
・練習時の選手の動き等の確認とチェック

 

[2]実施に向けて必要なこと
・JTU加盟団体の技術審判員の理解と協力
・実施する場合の許認可に係る業務一式
・地域のドローン関係の愛好家との事前協力体制の確立
・地域管轄省庁との地域使用に係る相談

 

※1)無人航空機(ドローン等)の大会等での運用における注意喚起
スポーツイベント撮影や大会運営等にドローンの導入が進むなか、2015年、国土交通省は航空法を改定※した。人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m未満の距離で飛行させること、イベント上空での飛行などでは、地方航空局長の承認が必要となる。

 

・無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール/国土交通省
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html

・無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン/国土交通省
http://www.mlit.go.jp/common/001202589.pdf

 

<2017年9月27日 第3回理事会承認>


 

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