井出樹里選手コメント
− 世界シリーズでは約3年ぶりの表彰台となりました。今の気持ちは?
素直に、嬉しいです。
− 昨年アブダビ大会での落車から今日に至るまで、色々な想いがあったと思います。
アブダビの落車からリオ代表を逃した時、自分の年齢を考え、正直競技を諦めかけた。
リオ五輪代表の落選がきまったその日に、所属先のスポーツクラブNASとサポートしてくれている人たちが「東京2020を目指そう。精一杯サポートする」と声をかけてくれた。
競技を諦めなかったこと、そして今日の表彰台を獲得できたのは、その言葉と支えがあったからこそ。感謝の気持ちを伝えたい。
− 次は横浜大会。目標・意気込みを聞かせてください。
目標は表彰台だが、今回のゴールドコーストで4度目の3位(2009トンヨン、2009横浜、2014シカゴ、2017ゴールドコースト)なので、横浜では順位を上げたい。
地元開催なので、みんなの応援に応えられるよう精一杯走ります。
大会情報
開催日:2017年4月8日(土)女子スタート:14:06(日本時間13:06)
開催地:オーストラリア・ゴールドコースト
距離:スイム750m(1周回)、バイク20km(4周回)、ラン5km(2周回)
*スプリントディスタンス
*ITU(国際トライアスロン連合)公認
結果:http://www.jtu.or.jp/news/2017/170408-2.html
プロフィール
井出 樹里(いで じゅり)
所属:スポーツクラブNAS
生年月日:1983年6月9日
出身地:東京都
玉川大学陸上競技部に所属し、全日本大学女子駅伝に出場するなど陸上長距離選手として活躍後、2006年にトライアスロンへ転向。
2008年北京オリンピックで日本人トライアスロン選手として初めて5位入賞を果たす。翌年2009年にはITUワールドカップ石垣大会で優勝、一週間後のITUワールドカップトンヨン大会で3位、世界トライアスロンシリーズ横浜大会では32万人の観客の前で3位、表彰台を手にした。
2010年アジアビーチゲームズチャンピオン、2008、2009、2011年日本選手権優勝、2012年ロンドンオリンピックでは34位。
2016年1月よりスポーツクラブNASへ移籍。
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