選考方針:
標記大会を通じ、2020年オリンピックでのメダル獲得の可能性が高い選手を選出する。
この基準となるITU公式大会への出場は、ITU Points List順を基本に参加承認となるため、
ITU Points獲得対象大会への積極的参加を奨励する。
ITUトライアスロン公式大会へは、JTU出場推薦基準を基本としながらも、国内外問わず
出場枠の調整を行うものとする。なお、「JTUエリート強化指定ランク」は、対象大会および
記録会終了直後の記録を有効とする。
[1] ITU世界トライアスロンシリーズ(WTS)出場推薦基準
1)JTUエリート強化O指定選手
2)JTUエリート強化A-1指定選手
上記1)2)で男女各4名まで推薦
3)JTUエリート強化A-2指定以上の選手からITU Points Listと記録会(※)
を評価に加えて選出(スプリントディスタンスのWTSはJTUエリート強化
B指定以上選手からITU Points Listと記録会(※)を評価に加えて、U23
選手の出場機会を調整しながら選出)
[2] ITU世界トライアスロンシリーズ・グランドファイナル(WTSGF)出場推薦基準
1)ITU Points List上位45名
2)ASTCアジアトライアスロン選手権(2017/パレンバン)1-3位(男子のみ)
上記1)2)はITU基準に準じ、男女各4名まで推薦
3)オリンピック対策チーム推薦(以下のランキングと大会を評価に加えて選出)
3-1)ITU Points List
3-2)ASTCアジアトライアスロン選手権(2017/パレンバン)
[3] ITUトライアスロン・ワールドカップ(W杯)出場推薦基準
1)JTUエリート強化O指定選手
2)JTUエリート強化A-1指定選手
3)JTUエリート強化A-2指定選手からITU Points Listと記録会を評価に加えて選出
上記1)2)3)で男女各4名まで推薦
4)JTUエリート強化B指定選手からITU Points Listと記録会を評価に加えて選出
5)JTUエリート強化C指定以上の選手から、「チャレンジ枠」としてスイム・バイク先行
の可能性の高い選手からITU Points Listと記録会を評価に加えて、男女1名ずつ選出
することで調整。
(※)記録会(優先順)
優先1)JTU強化記録会(2016/11/28)味の素NTC・JISS
*スイム長水路800m、5.5級以上:女子27分32秒、男子24分29秒
優先2)JTU認定記録会・京都(2017/2/4)
優先3)JTU認定記録会・山梨(2017/5/20 or 21)
優先4)JTU認定記録会・長野 or 北海道(2017/8月予定)
*スイム短水路400m、5級以上(スイムタイムは2倍):女子27分10秒、男子24分09秒
[4] ITUトライアスロン・コンチネンタルカップ(C杯)出場推薦基準(国外)
1)JTUエリート強化指定選手から選出
(国内開催のITUコンチネンタルカップ出場推薦基準は別に定める)
[5] 全共通事項:エントリー手順
1)エリート強化指定選手は、「出場希望」を大会40日前迄に提出する。
2)オリンピック対策チームチームが大会35日前迄に選考する。
3)大会スタートリスト発表後で定員割れの場合などに、オリンピック対策
チームで出場推薦を行う場合もある。
4)ITUが参加承認を行う。ITUポイントによりウェイティング制度適用。
備考1)上記基準はITU基準や管理状況等により変更されることがある。
備考2)上記大会への派遣基準は別の定めによる。
<第3回理事会 2016年12月2日 承認>
<2017年2月21日 更新>
=以上=