夏休みの7月28日、29日に、早稲田実業学校初等部で「早実トライアスロン教室2016」が開催されました。
「バランスのよい体作り」という学校の考えから、トライアスロンをとりいれようということで、校庭とプールを使い、1年生から6年生までの24人がチャレンジしました。
ほぼ全員初めてのトライアスロンで、教室での講義のあと、3種目をしっかり学びました。
スイムはプール全面を使い、蹴伸びなど基本を復習したあと、トライアスロンならではの集団泳を実戦的に行いました。目標を確認しつつ、ぶつかっても慌てないで泳ぐことができるように体感できました。
バイクでは実走はないものの、トランジションを中心に学びました。ルールを覚えながら、バイクを押して走り、バイクを自由に扱えるようになってきました。ゲーム的要素を取り入れ普段やったことのない動きで、トライアスロンらしい部分でもあり、最初は苦戦していたものの一番楽しく取り組んでいました。
ランでは、上半身と下半身の連動を意識させたり、体作りの要素を取り入れながら走り方を学び、最後はトライアスロンという長時間運動を続ける感覚を養うため、15分間走を実施。笑顔で走り切りました。
2日間という短い時間でしたが、体を動かすことの楽しさ、トライアスロンの面白さを実感できたのではないでしょうか。「もっとやりたい」「大会に出たい」という声もあがっており、充実した教室になったのではないかと思います。
今回の教室開催にあたり、ご協力いただいた早稲田実業学校初等部の先生方、東京都トライアスロン連合の皆様にも感謝申し上げます。今後もこのような取り組みを継続し、子供たちの健やかな成長にトライアスロンを役立てていきたいと考えております。
(公社)日本トライアスロン連合 事業企画委員会
委員 西沢 潤