2015 世界トライアスロンシリーズ横浜大会(開催日:2015年5月16 日(土)、 17 日(日)では、「スイム特設会場である山下公園前海域の、より豊かな海づくりに寄与する」ことを目的に、参加料の一部を寄附に充てるチャリティーエントリー枠を設け寄附を募りました。
大会で集まったチャリティー募金は、海の環境活動及び研究を行っている2団体への寄附(合計780,000円)が決まり、次のとおり贈呈式を行いました。
1.公立大学法人横浜市立大学(寄附金額280,000円)
(1)公立大学法人横浜市立大学金沢八景キャンパスいちょうの館で、7月30日(木)、世界トライアスロンシリーズ横浜大会組織委員会の山口宏副会長(横浜市体育協会会長)から、同大学・二見良之理事長に授与されました。
(2)寄附理由
第5回横浜シーサイドトライアスロン大会でのブルーカーボンオフセットの取り組みは、2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会に引き継がれ、参加選手を巻き込んだ環境活動として横浜大会のオリジナルな取り組みとなっています。
ブルーカーボン横浜プラットホーム事業は、市大を中心とし、領域横断的に知を持ち寄り、環境創造局によるきれいな海づくり事業の山下公園前海域での生物付着基盤設置による水質浄化の効果や、温暖化対策統括本部のブルーカーボン事業のエネルギー問題やクレジット化など複合的な事象を考えさせるため活動を進めています。
本取り組みは、トライアスロン大会も視野に入れた環境活動として高く評価することができ、今後の山下公園前海域の環境改善に大きく寄与すると考えられるため、寄附先とします。※事業担当教授横浜市立大学 学術院国際総合科学群自然科学系列 大関 泰裕教授
2.海をつくる会(寄附金額500,000円)
(1)横浜市体育協会会長室で、7月30日(木)、大会組織委員会の山口宏副会長(横浜市体育協会会長)から、海をつくる会・坂本昭夫事務局長に授与されました。
(2)寄附理由
海をつくる会は、2009世界トライアスロン選手権シリーズ横浜大会以来5回続けて、1カ月前イベント『グリーントライアスロン』において山下公園前海底清掃を手掛けています。
また、1981年から10月を中心に山下公園海底清掃大作戦を継続して34回実施しており、スイム会場となる山下公園前海域浄化に貢献している団体です。
さらに、2000年より野島にてアマモの移植を開始し、2014年現在では、育成したアマモ場内での生き物観察も行っており、横浜の海の環境活動も積極的に行っています。
これらの活動により、継続的な山下公園前海域の浄化が進み、より良いスイム環境を維持できることを期待し、寄附先とします。
贈呈式の模様
(横浜市立大学)
(海を作る会)