「石垣島トライアスロン」の再開に寄せて
石垣市長 中山 義隆
平成２７年のスタートにあたり、石垣島の平成２６年入域観光客数が１１１万人を超えたことを超えたことをお知らせします。その中には、スポーツ大会の開催に伴い参加者として、またそれを機会に、家族で応援旅行として石垣島を訪れた方も数多くいらっしゃいます。ご来島を心より感謝申し上げます。
ただ、そのスポーツ大会の中に、「石垣島トライアスロン」の名称がなかったことは、石垣市長としての立場だけでなく、一市民としても一抹の寂しさを感じていました。
さて、未年の新春に、全国の皆様に嬉しいご報告があります。１年間休止いたしました「石垣島トライアスロン」の再開です。
おかげさまで、平成２５年３月、新石垣空港が開港し、石垣島の入域観光客数が大幅に増えました。その結果、従来のコース、開催時期、交通規制等について再検討が必要となりました。平成２５年１１月、石垣島トライアスロン大会組織委員会では、参加者のより高い安全性、運営に携わる人、沿道で応援する人、誰もが喜んで「トライアスロンの島 石垣島」を実感できるよう、開催形態再考のため、１年間の休止を発表いたしました。その間、石垣市民、県民、国内外のトライアスリート、毎年大会観戦を楽しみにしておられた皆様、ご支援いただいてきた企業、団体、マスコミ各社から多くの問い合わせ、再開催を望む声が寄せられ、改めて「石垣島トライアスロン」に対する皆様の愛着、関心の高さを感じさせられました。
この度、日本トライアスロン連合、沖縄県トライアスロン連合、八重山トライアスロン協会と協議を重ね、平成２７年５月２４日（日曜日）「２０１５ 石垣島トライアスロン」開催を発表できる運びとなりましたことで、関係各位とともに再開のお約束を果たせることを喜んでおります。
大会を主催していただく公益社団法人日本トライアスロン連合、主管していただく八重山トライアスロン協会に対し、心から感謝申し上げます。
今後、申し込み開始、運営体制の強化等、熟練されたノウハウで、より安全で充実した大会の開催ができますよう祈念し、大会長 石垣市長のコメントといたします。
平成２７年１月２３日
