2012年12月13日に発表した次の大会出場基準(※1)について、世界トライアスロンシリーズ及びワールドカップ「出場・指標」を加え公示します。
なお、同大会への出場決定権は、ITUが保持していることから、前回発表
の「出場基準」は「出場推薦基準」と訂正します。
ITU大会への参加は、JTUが定めた出場推薦基準に基づき、ITUが定めているITU World Triathlon Series, ITU World Cup QUALIFICATION CRITERIA(※2)によって選考していることを報告いたします。
[1] 2013年ITU世界トライアスロンシリーズ(WTS)出場推薦基準
[2] 2013年ITUトライアスロン・ワールドカップ(W杯)出場推薦基準
[3] 2013年ITUトライアスロン・コンチネンタルカップ(C杯)出場推薦基準
選考方針:標記の大会を通じ、2016年と2020年オリンピックで目標を達成する可能性の高い選手を選出する。そのため、標記大会に出場を希望する選手は、ITUポイントの高位順に参加が確定するため、ITUポイント獲得対象大会に積極的に参加することを要請する。
WTSでは日本国内で開催されるITU大会の出場枠が空いている場合においても、次に示す出場推薦基準を満たした選手に限定する。W杯ではこの限りではない。
なお、JTUエリート強化指定ランクは大会(記録会)終了直後の記録を評価し有効とする。
[1] 2013年ITU世界トライアスロンシリーズ(WTS)出場推薦基準
1)JTUエリート強化O指定選手
2)JTUエリート強化A指定選手
3)オリンピック対策プロジェクト推薦(若干名)
<世界トライアスロンシリーズ出場・指標>
・ワールドカップ(順位率20%:※3)8位以内、
・アジア選手権(順位率10%)3位以内、
・日本選手権(順位率10%)3位以内
(備考)1位から女子4%、男子2.5%のタイムカット適用。
[2] 2013年ITUトライアスロン・ワールドカップ(W杯)出場推薦基準
1)JTUエリート強化O指定選手
2)JTUエリート強化A指定選手
3)オリンピック対策プロジェクト推薦(以下、推薦の参考とする。各ランキングと大会・記録会(35日前迄、優先順位なし)
・ITUポイント
・JTUエリート強化指定ランク
・2013年JTUエリート強化指定選手制度・対象大会(記録会)の成績と内容(出場選手と数、レース展開、気象条件、獲得ポイント等)
・2013年JTU強化記録会(スイム:長水路800m+ラン5000m)
日時:2013年3月4日、場所:味の素NTCとJISS
<ワールドカップ出場・指標>
推薦対象:以下の記録をクリアしている選手から推薦
・2013年強化記録会:5級以上(女子:27分41秒、男子:24分33秒)
・2013年認定記録会:4.5級以上(女子:27分20秒、男子:24分14秒)
(同記録会に参加できなかった場合は、スイム・ランを計測:要申請)
指標:以下の記録を参考
・ITUポイント125位以内、
・ワールドカップ(順位率40%)16位以内、
・アジア選手権(順位率40%)16位以内、
・日本選手権(順位率40%)16位以内、
・コンチネンタルカップ(順位率10%)3位以内、
・エリート強化B-5指定以上。
(備考)1位から女子4%、男子2.5%のタイムカット適用。
[3] 2013年ITUトライアスロン・コンチネンタルカップ(C杯)出場推薦基準
JTUエリート強化指定選手から選出(但し、国内開催のITUコンチネンタ
ルカップ出場推薦基準は別に定める)
[4] 全共通事項:エントリー手順
1)エリート強化指定選手は、「出場希望」を事前に提出する。但し、WTSは「JTUエリート強化O/A指定選手」のみ事前提出。
2)オリンピック対策プロジェクトが大会35日前迄に選考する。
3)ITUが参加承認を行う。ITUポイントによりウェイティング制度適用。
備考1)上記基準はITU基準や管理状況等により変更されることがある。
備考2)上記大会への派遣基準は別の定めによる。
※1)/news/2012/121213-2.html
※2)ITU World Triathlon Series, ITU World Cup QUALIFICATION CRITERIA
http://www.triathlon.org/about/downloads/category/competition_rules
※3)参加選手数×20%で算出。例)10名では2位以内、20名では4位以内、30名では6位以内、40名以上で8位以内