公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が実施する標記アカデミー(※)で、飯島健二郎JTU理事・強化チームリーダーが「コーチング論(6月26日)」の講師を務めました。
ナショナルコーチアカデミー(NAC)は2008年より、日本の競技力向上のため、指導者の各種スキル(コミュニケーションスキルやテクニカルスキル)やマネジメント能力を高めるこをを目的としています。競技間を越えた「チームジャパン」を意識づけのためにグループワークを多く用いて行われ、指導者間の相乗効果を図っていくものです。
今回は、内山JTUアカデミーリーダー(JOC専任コーチングディレクター・ジュニア女子担当)が強化チームの推薦と理事会承認を経て受講しています。
※)JOCナショナルコーチアカデミー。受講・対象者は、各競技団体が推薦するJOC専任コーチングディレクターとその候補者及びJOC推薦者など。詳細は以下参照。
http://www.joc.or.jp/training/ntc/nationalacademy.html
これまでの修了者は次のとおりです。第1期:山根英紀(2008年)、第2期:飯島健二郎(2009年)、第3期:中山俊行(2010年)、第4期:山倉紀子(2011年)、第5期:村上晃史(2012年)、6期:内山勇(2013年。受講継続中)
飯島リーダーからのコメント:
コーチング論という授業の一こまを依頼され、指導にあたりました。今回は、井上康生(柔道)、高岡(マラソン日本記録保持者)、伊藤浩司(100M日本記録保持者)、久世コーチ(松田丈志のコーチ)、酒井監督(コミカミノルタ)らが受講生となっています。
今回に限らず受講生たちは、現役のコーチたちであり個々の分野には深くは触れず、クラブチームが継続してきた背景と選手を強化・育成し続けるための経済的バックグランドの作り方や方法論を中心にまとめてみました。
その後のディスカッションでも活発な意見交換があり、今年10月にも、シンクロのコーチ研修会(大阪と東京)で講師を依頼されています。タレント発掘や合同練習などそのネットワーク作りのために、競技間の連携は、不可欠といえます。
人を教えることは、自分を磨くことにつながります。今後ともトライアスロンから得たことを生かしながら、日本のスポーツ発展に尽くしてゆくつもりです。