公益財団法人日本オリンピック委員会が実施する標記プログラムにおいて
大塚眞一郎JTU専務理事（JOC理事、ITU理事）が三度目の講師を務めます。本プログラムは、国際競技力向上につながる日本スポーツ界の組織、人、財政などにおける「国際力」の強化を目的としています。
| 期 日 |
2013年8月4日（日）10:30～11:45 |
| 会 場 |
味の素ナショナルトレーニングセンター・研修室1・2 |
対 象 |
①初級障害者スポーツ指導員の有資格者（初級資格取得後2年以上経過し、80時間（10日程度）以上の指導経験を有する者）
②（公財）日本体育協会公認指導員の有資格者（日本体育協会指導員資格取得者で5年以上の指導経験を持つ者（初期登録から3年以上）） |
平成25年度「JOC国際人養成プログラム」開催要項
１．趣旨：
標記プログラムは、「JOCゴールドプラン」の長期的国際競技力向上戦略の一環として位置づけられた事業である。本事業は競技力向上につながる組織、人、財政などにおける「国際力」の強化を見据え、将来ＪＯＣやJOC加盟競技団体を代表し、国際スポーツ組織等の政策決定過程に関与できる人材、あるいは国際的な折衝において活躍できる人材の育成を日的とする。
２．主催：
公益財団法人日本オリンピック委員会
３．後援：
文部科学省
４．受講者
1）JOC、JOC加盟競技団体から推薦される下記の者
①将来JOC／NFLを代表しIOC、IF／AF等の国際スポーツ組織における役員や専門委員会委員（例：審判、競技ルール、医事、コーチング、マーケティング等）として、その団体の敬策決定過程における活躍が期待できる者
②JOC／JOC加盟団体の国際的な実務関係者あるいは今後その可能性のある者。
2）その他JOCが認めた者
５．受講定員：
新規受講者を30名程度とする。
６．受講料：
10万円（宿泊費含む／交通費は含まない）
※実習に関する材料費を別途徴収する。
７．実施方法：
1）期間：平成25年７月19日（金）～11月３日（日）
※７月19～21日、26～28日、８月2～4日、30日～9月１日、27～29日、10月4～6日、18～20日、11月1～3日の全８週間。
※各週とも金曜は19時開始、土曜は終日、日曜は13時15分終了を予定。
2）場所：味の素ナショナルトレーニングセンター他
3）宿泊：講習期間中は、味の素ナショナルトレーニングセンターもしくは国立スポーツ科学センターでの宿泊を原則とする。
4）その他：受講開始から３年を終了のための期限とする。
8．カリキュラム（予定）とその狙い：
1）日本のスポーツに関する基礎知識（全5コマ）
諸外国と情報交換する上で必要な日本のスポーツ・スポーツ組織に関する知識を養う。
2）世界のスポーツ、国際スポーツ組織に関する基礎知識（全5コマ）
国際戦略を立てる上で不可欠な、国際スポーツ組織に関する知識を養う。
3）国際戦略・スポーツ外交（全8コマ）
スポーツ外交を円滑に、かつ戦略的に行うために不可欠な手法、国際スポーツ組織やスポーツ政治に関する現状を学ぶとともに、「国際人」について考える。
4）スポーツとメディア（1コマ）
国際戦略を効果的に進める上で不可欠な、メディアの活用方法について考える。
5）民族性・社会性を背景とした外国人との付き合い方
国際戦略を立てる上では相手の宗教・歴史・国民性を理解した上で接することが重要であることから、地域ごとの外国人との付き合い方を学ぶ。
6）マナー・プロトコール（全4コマ）
誰に対しても堂々と振る舞える所作を学ぶ。
7）コミュニケーションの実際（全52コマ）
ロジカルシンキング、ビジネスライティング、パブリックスピーキング、ネゴシエーション、プレゼンテーション等、自分の意図を通すためのコミュニケーション方法を、英語で学ぶ。また英語以外の言語による挨拶程度の表現を学ぶ。
