JTU第2種公認審判員 <認定試験・問題>(公開)
◎実施日:2013年2月24日(日)全国一斉
<認定試験問題の採点と解答の要点>
問1 JTU競技規則第2章(競技者規範)の(第11条:交通ルールの遵守)をもとに、手本となる事例を示してください。さらに違反となる事例を想定し、これを示しながら、対応方法について述べてください。
複数の選択が可能です。(30点)
問2 JTU競技規則第6章(スイム:水泳)の(第53条:小休止)及び(第54条:緊急時の心得と合図)をもとに、これまでの審判経験(見聞を含む)からの事例を示し、どう対応したか、さらにはどう対応
することが良かったなどについて述べてください。(30点)
問3 JTU競技規則第8章(バイク:自転車)の(第94条:追い越しと手順)をもとに、競技の公正と選手の安全を考慮し、違反を含む各種状況を想定しながら、対応について述べてください。複数の選択が可能
です。なお、ITUルールでは、ドラフトゾーンは7mから10m(ロングディスタンスでは12m)、同ゾーンへの進入制限時間は15秒から20秒に変更されています。(30点)
(注:試験後の追加)2013年2月のITU理事会が承認した改定では、ドラフトゾーンをすべて12mと規定。同ゾーンへの進入制限時間は20秒で変更なし。(30点)
http://www.triathlon.org/uploads/docs/itusport_competition-rules-2013_final.pdf
問4 JTU競技規則第9章ラン(ランニング)の(103条:フィニッシュ)をもとに、各カテゴリーの大会を想定しながら、対応について述べてください。複数の選択が可能です。メディカル面、抗議の申し立て、
着順確認などに触れることもできます。(30点)
問5 JTU競技規則の全般(前述以外)から、自由に項目(複数可)を選び、選んだ理由とその背景などを交え、審判員としての考えを述べてください。選手として審判としての実体験を述べ、分析することもでき
ます。(30点)
◎ 特別ポイント作文
トライアスロンの審判現場で良かったことや困ったことを示し、その理由と「どう対処したか」、また「どう対処すべきであったか」を述べてください。さらに、これらに係るコース設定や運営の改善面からの展
望を述べることもできます。(追加最高30点)