JTU主催競技会ならびにJTU加盟競技団体の主催競技会におけるルール適用、安全管理、医療体制、緊急時対応などの大幅な改善が求められています。
さらに新規大会の増加に伴う競技初心者、外国人選手の参加増加による課題も少なくありません。
これからの対応策として、大会技術代表ならびに競技主管競技団体の制度について、現状の様々な課題や今後の競技発展を想定し、下記のような方向性で大会推進をめざしますのでご理解とご協力をお願いいたします。
本件は、理事会・社員総会(2012年6月20日)に提出され賛同を得た内容です。
【競技主管団体について】
1) 開催地のJTU加盟団体は、競技主管団体として、大会の開催決定、概要作成、募集内容、競技環境など企画時から大会運営に参画する。そのため長期間対応できる担当者を設定する。
2) 競技主管団体は、設定された技術代表及びJTUチームリーダーとともに競技を主管する。
3) JTUは、大会主管団体規定を作成する。主管団体の義務、実行委員会からの主管料の制定・技術代表の旅費謝金規定・審判の旅費謝金規定など。
4) JTUは、主管競技団体と協議し、実行委員会と調整しながら、技術代表、チームリーダー、審判長、副審判長、審判員、メディカル担当(競技団体から)、メディア担当、選手管理、総務などの担当者を設定する。
【技術代表について】
1) 技術代表は大会開催日10か月前に設定する。
2) オブザーブシートを策定し、10か月前、6か月前、3か月前、1か月前、大会時の合計5回以上大会開催地を訪問し、会議視察などを行う。
3) 技術代表の旅費日当食費に関しては、JTU旅費謝金規定を改定し、実行委員会費用から捻出する。
4) 技術代表は、従来のレースディレクター(今後は、JTUチームリーダー)と緊密に連携し、財務状況その他も把握する。
5) 技術代表は、TOならびに審判団を構成する。TO及び審判団のJTU旅費謝金規定を改定し、実行委員会費用から捻出する。
以上の体制を制定することにより、大会の安全管理や競技の公平性を高め、本競技の社会的地位の更なる向上をめざします。