1月22日(日)、国営武蔵丘陵森林公園にて、カーフマンGPシーズン9第3戦・北関東ステージが開催された。キッズ・ジュニア・ビギナー・エイジ・エリートの各部門に総勢292名がエントリー。天候にも恵まれ老若男女多くのデュアスリートが北関東ステージのハードなコースに汗をかいた。
バイクを終え第2ランへむかうキッズ選手
エリート女子は、近畿・東海と2連勝中の松本文佳(チームケンズ京都)が第1ランから男子選手顔負けの走りで飛び出す。バイクでは後続の赤塚友梨恵(埼玉県協会)、佐藤志帆(福島県協会)に距離を縮められるが、第2ランで再度引き離し今シリーズ3連勝。高校1年生の松本がポイントランキングトップを独走中となっている。
エリート男子は、第1ランを深浦祐哉(ハリアーズ・新宿パークホテル)、森正(宮川医療少年院デュアスロンクラブ)、立花勝(静岡県協会)らの上位選手に清水孝一郎(大東文化大学)が加わり先頭集団を形成。ラスト1kmで深浦、森がやや抜け出しバイクへ。
バイクにはいると藤崎直哉(エスビーシー スポーツ/G.A.M.)が2周目から先頭に立ち、森、深浦が続く。約45秒遅れで伊東寿(愛知県協会)、栗原正明(BODY TUNE / SCOTT)、立花らが第2集団を形成し最後のランへ。素早いトランジッションで第2ランに飛び出したのは森、深浦が続く。近畿ステージ覇者の森と東海ステージ優勝の深浦はお互い譲らず勝負は最終周へ。深浦は上りで前に出るとスピードにのるり森との差を広げる優勝。今シーズン2勝目をあげた。2位には9秒差で森。3位には第2ランで追い上げた立花が入った。
【女子】
1位 松本文佳(チームケンズ京都) 1:39:33
2位 赤塚友梨恵(埼玉県協会)1:41:15
3位 佐藤志帆(福島県協会)1:44:14
【男子】
1位 深浦祐哉(ハリアーズ・新宿パークホテル) 1:24:02
2位 森正(宮川医療少年院デュアスロンクラブ) 1:24:11
3位 立花勝(静岡県協会) 1:25:37
<選手コメント>
○松本文佳(チームケンズ京都)
くねくねとしたコースでギアの調節が難しくて苦労した。寒さがきつかったので寒さ対策をしっかりとして次のステージにのぞみたい。
(画像中央、青いジャージが深浦)
○深浦祐哉(ハリアーズ・新宿パークホテル)
森選手とのマッチレースは想像していた。バイクでは調子を上げてきた藤崎選手はライバルとして嬉しくもあり、脅威でもあった。(世界戦の予選となるレースが控えるが?)まずは国内で行われる大会をしっかり勝つことが目標。