6月4日(土)、NTTトライアスロンジャパンカップ第2戦/ITUトライアスロンアジアカップ/第12回全日本男子エイジグループ選手権/第27回天草国際トライアスロン大会の前日、熊本県天草市の天草市民センターで有力選手の記者会見が行われた。
出席したのは、昨年この大会2位、蒲郡優勝、ラバズITUアメリカカップ優勝の田中敬子(チームゴーヤー)、この大会2008年4位、2009年5位の成績を残す中島千恵(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、昨年この大会優勝、ゆめ半島千葉国体優勝、第16回アジア競技大会優勝、第2回アジアビーチゲームス優勝の細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)、昨年の仙台ベイ大会2位のキャメロン・グッド(オーストラリア)のエリート選手4名。
さらに、男子エイジグループ選手権出場者から、昨年のシリーズ覇者、永田成也(鹿児島県協会)、一昨年のシリーズ覇者、中井啓太(三重県協会)、2005〜2008年のシリーズを制し、昨年のこの大会で優勝している福元哲郎(広島県協会)、そして、上記3名すべてを過去に破ったことのあり、現在エイジグループランキングトップの高橋豪一(東京都連合)の4名
司会は、山本光宏JTU事業・広報チームコリーダー。
まず、エリートの記者会見では、一人ひとりから明日のレースへの抱負が語られた後、記者からの活発な質問にそれぞれの選手が答えた。その後、男子エイジグループの記者会見が行われ、それぞれの選手がレースへの思いを語った。
明日のレーススタートは、午前8時50分スプリント男子、9時スプリント女子、9時20分エリート男子、9時40分エリート女子、10時10分エイジ・リレー、10時40分アクアスロンの予定。
結果は、明日のレース終了後、正午前後からJTUホームページとJTUメールニュースで順次配信予定。
<選手コメント>
○田中 敬子(チームゴーヤー)
昨年は2位で悔しかった。今年は優勝したいという思いで来た。福岡県出身で、明日は応援も多いと思うので、恩返しも含めて頑張りたい。ランキングも上がるしポイントが多く取れるので、優勝をねらう。ランニング強化が課題だったので、この冬には重点的に取り組んできた。レースのポイントは、スイムで上位につけ、数名でバイクを走りきって、ランで勝負して自信を持って勝ちたい。
○中島 千恵(トーシンパートナーズ・チームケンズ)
昨年のこの大会では、ランでリタイアして悔しかった。リベンジも含めて、初優勝をめざして頑張りたい。今年の目標の一つが、どこかの大会で優勝すること。エクアドルのサリナス大会でも2位だったので、この天草でも優勝を目標としたい。5月に二つのレースに出たが結果が出なかった。優勝という目標をクリアする、という強い心を持つというメンタル面の強化を行ってきた。
○細田 雄一(グリーンタワー・稲毛インター)
自分には相性のいい大会。2連勝がしたい。たくさんポイントを取って、8月のロンドンオリンピックプレイベントに臨みたい。4月のシドニーでは落車に巻き込まれてリタイアした。4月は体調がまだまだで、その後に高地合宿を積んできた。この天草とキッツビューエルITU世界選手権シリーズで、調整して8月を迎えたい。明日は持てる力を全部出せれば、結果はついてくる。どんな展開になっても優勝する気持ちはある。
○キャメロン・グッド(オーストラリア)
この大会は初めて。バイクのコースはスピードが速くなるだろうし、ランは厳しいコースと聞いている。日本は相性のいい国。フレンドリーで良いが、たまに暑くなるのは苦手。オーストラリアでは、私の上位に3名の選手がいる。ポイントをたくさん取って、これらの選手を抜かねばならない。結果がすべて。ランが一番得意なので、明日は良い結果を求めて頑張りたい。
○永田 成也(鹿児島県協会)
18歳の時から出場し、7〜8回出ている。13年前、21歳の時1時間58分でフィニッシュした。そのタイムを超えられるよう、自分への挑戦もしていきたい。普段は、早朝を中心に練習をしている。5時半から7時まで。夕方は1時間程度。夕方できなければ昼休みに練習する。
○中井 啓太(三重県協会)
2回目の出場。一昨年、初出場で初優勝した。その年はほかのいくつかの大会でも優勝でき、シリーズチャンピオンになれた。その良い流れをつくりたいので、明日も優勝したい。朝がメインの練習。昼間はできないので、朝と夜に練習する。
○福元 哲郎(広島県協会)
今年39歳になるが、若い時からこの大会に出ている。アマチュアのエイジグループ選手権をつくっていただいたことに感謝したい。長嶋茂雄杯を8個持っていて、今年も誰にも渡さない、というつもりでレースをする。通勤時と夕方から夜、メインに練習している。
○高橋 豪一(東京都連合)
天草は初めて。アイアンマン・チャイナに出る予定だったが、急遽キャンセルしてここに来た。明日は、全力をつくして楽しんで走りたい。練習は、家族が起きる前の朝と会社への通勤時、後は仕事の合間に効率よく行っている。
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