9月24日(土)、2011ASTCアジア選手権の2日目として、アジア選手権で初めてのチームリレー(総合距離km9.25km:スイム250m・バイク7km・ラン2km)が行われた。アジア圏では、ユースオリンピックでの採用に続いて2度目。
午前11時にスタートしたレースに出場した日本チームは、第1チーム(崎本智子(愛媛県協会)・杉本宏樹(稲毛インター)・上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)・細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター))と第2チーム(蔵本葵(東京ヴェルディ)・前田凌輔(チームTriangle)・ 松本文佳(チームケンズ京都)・佐藤 伸治 (日本食研))、第3チーム(知花果林(チームゴーヤー)・谷口白羽(三好SA)・恒川由衣(チームケンズ京都)・杉原賞紀(チームケンズ京都))の3チームが出場した。
スタートから崎本がスイムで集団を引っ張ると、単独で水から上がり、バイク、ランでも独走し、アドバンテージを築いた。2番目の杉本にリレーすると、バイクで杉本は韓国勢に追いつかれ、ランでも併走のまま上田にリレーすることとなった。
上田は、スイムでは韓国選手と同時に水から上がったものの、バイクを韓国選手とともに走り、ランでは引き離して独走、アンカーの細田につないだ。
細田は、スイム、バイク、ランとすべて単独で逃げ、第1チームは1時間30分32秒のタイムで優勝した。2位は韓国チーム、3位は香港チームとなった。
日本の第3チームは1時間33分47秒でタイムは3位であったが、1カ国1チームが表彰という規定により、香港が繰り上がった。第2チームは1時間34分34秒で5位。
なお、このレースの模様はフォトギャラリーでご覧になれます。
<選手コメント>
○崎本智子(愛媛県協会)
このチームで戦えて、幸せだった。チームのために走るということが思わぬ力を生んで、リードをつくることができた。
○杉本宏樹(稲毛インター)
韓国の選手2名にバイクで追いつかれ、集団になった。バイクからランのトランジションでボトルを落として遅れた。
○上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)
相手チームのメンバー構成を見て、バイク、ランでは後続を寄せ付けない自信があった。予定通りのレースができた。リレーはおもしろい。
○細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)
楽しいの一言。ほかの3名の選手がアドバンテージをつくってくれたので、あとは全力を出し切るだけだった。
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