11月13日、カーフマンジャパン・デュアスロングランプリ・シーズン9が兵庫県三木市のグリーンピア三木特設コースで幕を開けた。
快晴、気温も20度を超える中、キッズ、ジュニア、ビギナー、エイジ、そしてシーズンチャンピオンを目指すエリートクラスのレースが行われ、それぞれのカテゴリーの選手が競技を楽しんだ
エリート男子、第1ランで飛び出したのは前田 隼矢(チームブレイブ)、稲井 勇仁(チームケンズ京都)らの若手勢。やや離れて森正(宮川医療少年院DC)、高橋泰夫(Team-Win-NOZAKI/BOMA)、川村好平(チームケンズ京都)らを含む集団が追走。
3kmを過ぎると後続から森が抜け出し、先行する2名に追いつくと一気に抜き去り先頭に立ち、後続の前田に11秒、高橋には約30秒の差でバイクへと移った。バイクに入って森との差を詰めた始めた高橋だったが痛恨のパンク。この時点で森の優勝は揺るぎないものとなった。集会ごとに後続との差を広げる森はそのまま最後まで逃げ切り、シーズン開幕戦で圧勝。昨年のデュアスロン日本チャンピオンの力を見せつけた。
昨シーズンランキング5位の藤崎直哉(G.A.M/SBCスポーツ)がバイクの力をつけ2位に、また3位にはベテラントライアスリートの松田薫(大阪府協会)が初出場ながらポテンシャルの高さを見せて3位に入った。
女子は松本文佳(チームケンズ京都)が高校1年生ながら第1ランから男子エリート選手並みの走りを見せ独走。デュアスロン初出場で堂々の優勝を飾った。
【森 正】
近畿ステージは相性が良いので自分のレース運びができれば勝てると思っていた。他の(苦手な)フラットなステージでも他のライバル達に負けないように頑張りたい。
【松本 文佳】
はじめてのデュアスロンで想像していた以上にきつかった。今回はエリート女子3名でさびしかったので他のステージにも挑戦して今の自分の力を試してみたい。