8月7日(日)15時〜16時45分に長良川国際トライアスロン大会終了後、長良川サービスセンター3FミーティングルームAにおいて、2011年度第1回JTUメディカル・医科学ミーティングが、主催JTU、運営JTUメディカル委員会で実施された。
参加者はJTUメディカル委員会から2名、指導者養成委員会から1名、愛知県協会技術委員会から2名、近畿ブロック強化チームから1名、京都府協会、滋賀県協会から各1名、管理栄養士が1名の計9名であった。
ミーティングは主に以下の点について議論した。
- 大会救護(安全対策)
- 競技中の傷病
- 選手への啓発活動
- 競技力向上関連
- 他専門委員会事業との連携
各項目の内容については、メディカル委員会の2011-2012年度活動指針に基づき、
- 大会救護運営指針の再検討を競技距離やカテゴリーに分け、全国の大会の実情に照らして行うこと(主に技術との連携)
- 情報の開示範囲が限定されがちな競技中の重症事例について、ヒアリハット事例も含め、個人情報保護の観点に十分留意して情報を共有できるようなネットワークの整備を行うこと(主に技術との連携)
- 選手への啓発活動について安全対策やドーピングに関して積極的に行うこと(主に普及、指導者養成との連携)
- 競技力向上についてもエリートから一般まで、JTU内外を問わず各方面と連携し、効果の検証も含めて行うこと(主に強化、普及、指導者養成との連携)
- 以上の項目について、他の専門委員会事業、また各都道府県協会や大会実行委員会、大会事務局との連携を図りながら進めていくこと以上の内容について話し合われた。
本ミーティングはメディカルをキーワードにしたネットワークづくりと情報共有を行い、トライアスロンをより安全に楽しく実施できるよう、また年齢や競技レベルを問わず選手の安全対策とパフォーマンス向上につなげることができるよう、これまで個々に実施されていた活動について体系化することが目的である。
今年度については、今後は以下の予定でミーテチィングを実施予定である。日程については各専門委員会にも意見招請を行い出来るだけ早く案内するので、より多くの参加者を募集したい。
[今後の開催予定]
- 第2回:9月18日(土)夕方
世界選手権シリーズ横浜大会エイジ終了後
- 第3回:10月15日(土)夕方、第17回日本トライアスロン選手権東京港大会前日もしくは10月16日(日)選手権大会終了後
[参加者(以下敬称略)]
- 竹内、笠次(JTUメディカル委員会)
- 矢野(JTU指導者養成委員会)
- 三宅、吉村(愛知県協会技術委員会)
- 岸田(JTU近畿ブロック強化チーム)
- 福富(京都府協会常任理事)
- 川村(滋賀県協会)
- 妹尾(管理栄養士)
[関連資料(PDF)]
以上
JTUメディカル委員会副委員長 笠次良爾