8月6日・7日の日本ジュニア選手権(2011/長良川)において行いました、小原工オリンピアンと日本アンチドーピング委員会(JADA)によるアウトリーチ活動の報告をさせていただきます。
このたび日本ジュニア選手権長良川大会前日にJADAブースにおいて、初めてJADAアウトリーチ活動に参加させていただきました。
普段から指導させていただいているジュニア選手たちにもドーピングの危険性は伝えておりますが、あまり実感がないようでした。しかし、昨年も行っておられましたが、ジュニア大会でこのような活動をすることでジュニア選手達にはいろいろな学びがあったのではと感じております。
私の担当質問は「スポーツ界からドーピングをなくすためには一人一人の選手にどのような心構えが必要だと思いますか?」というものでした。ブースに来ていただいたみんなはそれぞれ真剣に考え、「自分の力を信じる」、「フェアープレーの精神で」、「トレーニングをがんばり、他のものに頼らない体を作る」などなどいろいろな心構えを聞かせていただきました。
レースはもちろん大事ですが、ジュニア世代には今からこのような啓発・教育活動は大変重要と考えております。指導者のみなさんには(私も含めて)このような場に選手を積極的に関らせるようにしていただけたらと思いました。中には小学生を含めたご家族がJADAブースによられ、質問に答えてくれていました。すごく良いことだなと思った次第です。
以上簡単ではありますが、活動報告とさせていただきます。
ジュニア強化委員
小原 工