8月6日(土)五輪開催まで1年となったイギリス・ロンドンでITU世界選手権シリーズ(WCS)第5戦・ロンドン大会女子の競技が開催された。
ロンドンオリンピックのテストイベントということもあり世界のトップアスリート65名が集結。スイム終了時点で34名の集団を形成する大混戦。これを追う第2集団も徐々に差を縮め最終回で追いつき50名の大集団がトランジションになだれ込み勝負はランへ。
熾烈な争いを制したのは地元イギリスのヘレン・ジェンキンス。シリーズ初優勝とオリンピックイギリス代表の座を手にした。2位にはシリーズ初の表彰台に立ったグァン・ヨハゲンセン(アメリカ)、3位にはアーニャ・リトマー(ドイツ)が入った。
日本人選手では上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)が最高位の11位。入賞と日本代表決定は逃したが来年のオリンピックに向け確かな手ごたえをつかんだ。
以下上位3名と日本人選手の成績詳細は以下の通り。
開催日:2011年8月6日
開催地:イギリス・ロンドン
競技距離:オリンピックディスタンス
(51.5km スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)
ITU(国際トライアスロン連合)公認
<トップ3と日本人女子選手結果詳細>
1位 ヘレン・ジェンキンス(イギリス)2:00:34
2位 グァン・ヨハゲンセン(アメリカ)2:00:41
3位 アーニャ・リトマー(ドイツ)2:00:49
11位 上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)2:01:13
28位 庭田清美(アシックス・ザバス)2:02:24
40位 土橋茜子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)2:03:16
42位 足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)2:03:34
43位 佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)2:03:45
46位 井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)2:04:15
50位 崎本智子(愛媛県協会) 2:05:10
【先頭集団を追う第2集団】
【50名の大集団が一気にランへとスタート/上田(左から4人目)】