8月7日（日）、エイジランキング第9戦が最熱地・岐阜県海津市で第26回長良川国際トライアスロン（以下長良川）、第10戦が最北の地・北海道東川町で大雪山忠別湖トライアスロンin東川2011（以下東川）でそれぞれ開催される。

まず第9戦の長良川。女子総合は昨年チャンピオンで現在2位の平松智子（愛知）が出場。同じクラブの竹元久美子にはかなわないと弱気ながら大会への思いは熱い。

年代別では現在24歳以下2位の石田尾珠奈（大分）、25-29歳3位の二分陽子（鳥取）が出場。30-34歳3位の山本梓（大阪）は1位の長尾好子（兵庫）に挑む。50-54歳は現在ランキング1位の山下桂子（三重）と昨年優勝の宇田川知子（千葉）の一騎打ちとなる。

男子総合は昨年大会優勝で昨年ランキング2位の倉内誠司（愛知）が登場。先週渡良瀬大会が大雨の影響により中止となったため、翌週の長良川に向け渡良瀬から東京まで自転車で帰ったという。

しかし倉内の前には現在ランキングトップで2009年チャンピオンの中井啓太（三重）、大阪大会優勝の丸山秀登（広島）らが立ちはだかる。

現在30-34歳3位の近藤高弘（愛知）、35-39歳2位の二宮賢治（大阪）、60-64歳3位の佐藤賢二（三重）、65-69歳2位の神谷進五（愛知）らが勝って上位進出、上位を守りたいところだ。

最高齢出場は76歳の前田良伸（三重）。前田は義足で完走をめざす。

次に第10戦の東川は連日の雨のため忠別湖上流で災害が発生。一時は大会開催も危ぶまれたが関係者の懸命な努力で一部コース変更はあるもののなんとか開催にこぎつけた。

エイジランキング総合は男女とも上位陣不在だが勝てばステップアップにつながるため選手の思いは熱い。

女子は昨年大会2位の松山ニコール（北海道）と同じく北海道のColless Vanessa、昨年総合ランキング5位の井上恵理香（神奈川）らの優勝争いになりそうだ。

年代別では50-54歳の藤井眞由美（愛知）が長良川での同年代新旧チャンピオン対決をよそに優勝を狙う。また現在60-64歳2位の宗田恵世子（東京）と3位の義岡千恵子（大阪）の東西対決にも注目したい。

男子総合は現在エイジランキング24歳以下3位の藤大貴（神奈川）と北の精鋭との争いになりそうだ。

年代別では45-49歳の小山義英と渋谷益宏（ともに東京）が勝てば一気に上位進出となる。

最高齢出場は74歳で地元北海道の部坂正義。