7月17日(日)エイジランキング第7戦・第12回ひわさうみがめトライアスロンが開催され全国から集まったリレーを含む717名(エイジランキング対象完走者数は606名)が「ウミガメの来る町」徳島県美波町でのトライアスロンを楽しんだ。
【八幡神社境内にあるトランジションもひわさ大会ならでは】
スイム会場が台風6号の影響で海から日和佐川に変更となったが、エイジランキングの争いもこの台風の影響か波乱含みの結果となった。
【日和佐川に変更となったスイム】
女子総合は塩田久美子(京都)がトップでスイムを終えると、2秒差で高橋世奈(高知)が追う。トップと20秒差でスイムを終えた平松智子(愛知)が2010年総合優勝者らしくバイクで逆転。このまま優勝するかにみえたが若干18歳の高橋がランで40分を切る好タイムで平松を抜き大会初優勝を飾った。平松は2位、3位には西口悦子(大阪)が入った。(ただし高橋はジュニア強化指定選手のためポイント対象外)
【日和佐中学の生徒たちが今年も大活躍】
男子総合は地元徳島の西尾年弘がトップでスイムフィニッシュ。これを亀川健司(徳島)、永田成也(鹿児島)らが追う。バイクに入ると中井啓太(三重)、三宅真一(香川)、丸山秀登(広島)らが追い上げ勝負はランへ。2009年度エイジランキングチャンピオンで現在ランキングトップの中井はランに入っても安定した走りを見せ今季初優勝を飾った。2位には丸山が入り大阪大会に続く入賞。3位にはラントップタイムをたたき出した原智哉(学連・広島)が入った。
【タフなバイクコースでのエイドと応援が嬉しい】
女子年代別では25-29歳で優勝した岩城彩(大阪)がランキング2位に浮上した。現在30-34歳で現在トップの長尾好子(兵庫)は女子総合でも4位に入り年間チャンピオンにまた1歩近づいた。
45-49歳では松本寿美江( 石川)が現在ランキングトップの熊崎佳美(大阪)に勝ち独走態勢に待ったをかけた。50-54歳では岡田広美(高知)が昨年大会王者の意地をみせ現在ランキング1位の山下桂子(三重)らを破り優勝。
55-59歳の宮内昌子(東京)、三田伸子(65-69歳・広島)もそれぞれ勝ってトップを守った。
【待っている人がいるから頑張れる!】
男子もランキングトップを行く小島一朗(50-54歳・京都)、佐藤周平(55-59歳・東京)、揖場裕(60-64歳・兵庫)、濱崎二丸(65-69歳・熊本)が敗れる大波乱。
新旧ランキングトップ争いとなった45-49歳は現在ランキングトップの細川益宏(大阪)が2010年優勝の室谷浩二に勝ち1位を守った。昨年の50-54歳チャンピオンの堀川光裕(徳島)も地元の意地をみせ昨年に続き優勝を飾った。
55-59歳では昨年大会1位の奥田利之(兵庫)が、60-64歳では堀野正明(石川)、65-69歳では松島進(兵庫)がそれぞれ優勝。新たなライバル出現に後半戦も熱い戦いになりそうだ。
また国内最年長出場で昨年の80歳以上チャンピオンの伊賀正美(徳島)は12大会連続完走を果たし、今年も80歳以上チャンピオンに王手をかけた。
【トライアスロンは家族の支えがあってこそ】