6月26日(日)愛知県蒲郡市でJTUエイジランキング第5戦/第23回蒲郡オレンジトライアスロンが学生選手権やリレーなどを含む810名が参加し開催された。(ランキング対象完走者数は488名)
30度を超える気温に湿度も加わり厳しい環境でのレースは明暗を分けた。
【蒲郡の名所・竹島を背にスイムスタート】
女王直接対決となった女子総合は、2010優勝の平松智子(愛知)が現在ランキングトップの松本華奈(島根)に3秒差で先にバイクにスタート。接戦が予想されたが松本はバイクでリタイア。平松は快調に飛ばし後続を寄せつけず今季初優勝。2位には兵庫の中島聖子、3位には配島亜美(学連)がエイジランキング初入賞を飾った。
【スタートセレモニーで紹介を受ける2010年エイジチャンピオン左から野上、西内、神谷、碇、平松】
男子は2010エイジチャンピオン永田成也(鹿児島)が50秒の差をつけバイクへスタート。そのまま後続との差を広げ優勝かと思われたが、ランに入ると失速しリタイア。本大会優勝を飾ったのは先シーズン最後まで永田と優勝争いを繰り広げた倉内誠司(愛知)。「今年は高橋豪一(東京)さんがランキング争いに加わり面白くなった。でも最後は僕です。でる試合は確実に取っていきます。」の言葉どおり得意のランで2位以下を引き離した。
2009チャンピオンの中井啓太(三重)が2位、3位には鹿島洋輔(愛知)が入り乱戦の様相を呈してきた。
【男子優勝の倉内】
年代別では昨年女子村山彩(30-34歳・東京)、本田弓子(40-44歳・東京)、藤井眞由美(50-54歳・愛知)、野上ジエラルディン(60-64歳・東京)がそれぞれ優勝しランキング上位に躍り出た。
【市中心部を走るバイクは声援も多い】
男子年代別は45-49歳1位の細川益宏(大阪)、2位の石鍋聖一(兵庫)がランキング1、2位に。佐藤周平(55-59歳・東京)も今季2勝目。昨年65-69歳チャンピオン神谷進五(65-69歳・愛知)も1位と好調なスタート。遠藤澄夫(静岡)は最高齢出場で堂々の75-79歳優勝を決めた。
【13歳から77歳が参加するのもトライアスロンの魅力】
なお本大会は東日本大震災復興イベントとして開催され、参加記念品として選手に福島産のお米が配られた。また会場では東北応援ブースが開設され、東北の名産品やチャリティーTシャツを販売した。この売上はトライアスロンネットワークを通じ被災地に贈られる。
【お互いの健闘を讃えあいフィニッシュ】