6月5日(日)熊本県天草市で第27回天草国際トライアスロン大会が開催された。あいにく雨模様となったが、全国各地からリレー、スプリント、アクアスロン部門を含む850名(エイジ完走者519名)が歴史ある天草大会を楽しんだ。
【スイム会場にある51.5kmトライアスロン発祥の地のモニュメント】
本大会は全日本男子エイジ別選手権となっており各年代の日本一を目指し熱戦が繰り広げられた。
昨年のエイジランキング(以下ランキング)チャンピオンの永田成也(鹿児島)がスイムから快調に飛ばし今シーズンランキング大会初優勝を飾った。2位には石垣島大会ランキングトップの高橋豪一(東京)、3位には2009年ランキングチャンピオンの中井啓太(三重)が入った。また年代別24歳以下で1位の小林 歩(広島)、2位の安田 巧(大阪)は総合でもトップ6に入る健闘をみせた。
【今後ランキングの台風の目となるか?24歳以下1位小林(左)と2位の安田】
この結果ランキング男子総合は永田が2位に順位を上げたが、高橋が1位の座を守った。天草大会4位の丸山秀登(広島)、8位の福田悠平(鹿児島)がそれぞれランキング順位を上げた。
【優勝を決め仲間とリラックスする永田(右から2人目)】
40-44歳ではコレソフ・アレクサンドル(東京)が昨年の天草大会1位の三木琢矢(兵庫)にリベンジを果たし優勝。レース後にはお互いの健闘を称えあった。新井慎一郎(東京)は4位に入りランキング1位を守った。
【健闘を称えあう40-44歳優勝のコレソフ(右)と2位の三木(左)】
45-49歳は1位に林 真一(宮崎)、2位に一木 悟美(福岡)と九州勢が活躍。石垣大会1位の中島 秀彰(東京)は辛くも4位でランキング1位を死守した。
【喜びの握手を交わす45-49歳優勝の林(右)と2位の一木】
55-59歳は熊本の原田 英介、萱野 末弘がワンツーフィニッシュ。地元の意地をみせ佐藤周平(東京)のランキング2勝目を阻止した。
【ランキング2勝目の揖場(左)と年上の揖場に勝てないと笑う佐藤】
揖場裕(60-64・兵庫)、地元天草の濱崎二丸(65-69)は石垣大会に続く2勝目を上げた。
【優勝を喜ぶ地元天草の濱崎】
【70-74歳入賞の左から堀江(2位)、熊谷(1位)、久米(3位)】
女子は東 夏海(長崎)が昨年ランキング女子総合2位の松本華奈(島根)をバイクで抜く健闘をみせたが、最後は得意のランで松本が東を振切り優勝を飾った。2位には東、3位には鳥取の大西直美が入った。
年代別では地元熊本県勢の森 奈津代(30-34)、一村 多美代(45-49)、針馬 里江(50-54)がそれぞれ1位と活躍をみせた。
昨年ランキング60-64歳チャンピオンの野上ジエラルディン(東京)も優勝でシーズン好発進を遂げた。三田信子(65-69・広島)も石垣に続くランキング2勝目をあげた。
また昨年大会70-74歳2位の田中 國宣(熊本)は故障のため欠場となったが、審判で参加。大会を支えた。
【伝統の天草大会を陰で支える審判員(右が田中)
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■エイジランキングについて
JTU主催・共催大会のエイジランキング対象大会に出場した選手がポイントを獲得し男女とも「総合(全年齢対象)」と「年代別(5歳刻み)」で年間チャンピオンが選出される。ランキングに関する情報は以下のURL参照。
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