6月5日(日)オリンピックディスタンストライアスロン日本発祥の地・熊本県天草市で第27回天草国際トライアスロン大会(以下天草大会)が開催される。
本大会は全日本男子エイジ別選手権となっており、歴代のエイジランキングチャンピオン(*1)が顔を揃えるなど、そのタイトルにふさわしい強者が全国から集まり同日開催のアジアカップに引けをとらない戦いが繰り広げられる。
2010年度エイジランキング総合優勝の永田成也(鹿児島)、2009年チャンピオン中井啓太(三重)、2005から2008年チャンピオンで昨年の天草大会優勝の福元哲郎(広島)に加え、エイジランキング第1戦の石垣島大会(以下石垣)を総合トップと幸先のいいスタートとなった高橋豪一(東京)が出場。2011年エイジトップの座を狙う。
年代別でも天草大会はプレミアムポイントが加算されるため激しい優勝争いが予想される。
24歳以下では石垣2位の藤大貴(神奈川)、3位の高市宏樹(広島)に2010年代別ランキング1位の安田巧(大阪)、3位の兼子慎平(大阪)が加わる。25-29歳昨年1位の福田悠平(鹿児島)ら若手選手には年代別のみでなく総合上位も狙って欲しい。
40-44歳も熾烈な戦いになりそうだ。石垣1位の白井克昌(鹿児島)、2位の新井慎一郎(東京)ら勢いに乗った選手に分があるか、昨年までアジアカップ部門に出場していた津々見真二(鹿児島)、2010年ランキング3位の三木琢矢(兵庫)らがこれを阻止するか。
50-54歳は昨年天草大会で45-49歳優勝の山野健二(長崎)、石垣2位の石塚和宏(沖縄)、この冬デュアスロン50歳代で2度の優勝を飾ったミアーズ・ケレン(50-54・東京)が出場。
他の年代でも石垣年代別トップと好発進の中島秀彰(45-49・東京)、佐藤周平(55-59・東京)、揖場裕(60-64・兵庫)、地元天草の濱崎二丸(65-69)らもエイジランキング連勝を目指す。
昨年ランキングでそれぞれの年代2位の堀江弘(70-74・埼玉)、磯田正信(75-79・熊本)も天草年代別連覇を目指す。
女子は昨年大会優勝、エイジランキング総合2位の松本華奈(島根)をはじめ2010年エイジランキング入賞の西牟田啓(25-29・福岡)、長尾好子(30-34・兵庫)、大西直美(40-44・鳥取)、山下桂子(50-54・三重)、三田信子(65-69・広島)らが競う。
60-64歳は昨年エイジチャンピオンの野上ジエラルディン(東京)に地元熊本でそれぞれ昨年の天草大会年代別優勝の瀬々井ハル子、福田百合子が挑む。
スプリント、リレー、アクアスロンを含む総勢909名がトライアスロンの歴史に新たなページを刻む。
(参考)*1 エイジランキングとは
JTU主催・共催大会のエイジランキング対象大会に出場した選手がポイントを獲得し男女とも「総合(全年齢対象)」と「年代別(5歳刻み)」で年間チャンピオンが選出される。
/ranking/2011/age/index.html