4月17日(日)2011年のトライアスロンシーズンが沖縄県石垣市で幕を開ける。
ロンドン五輪が来年に迫ったITUトライアスロンワールドカップ石垣島大会には世界34カ国から過去最高となる約130名が集結した。(4/7現在)
過去のワールドカップ石垣島大会にはアテネ五輪金メダルのサイモン・ウィットフィールド(カナダ)や北京オリンピック女子金メダリストのエマ・スノーシル(オーストラリア)などが名前を連ねており歴史の長さを感じさせる。国際トライアスロン連合(ITU)の歴史上最多開催数を誇っているこの大会が現在世界で活躍する選手を育てたといっても過言ではない。
同日開催される石垣島トライアスロン2011には今年も約1700名を超える選手が参加。日本屈指の人気大会。なお両大会は「がんばれ東北、がんばろう日本!」東日本大震災復興支援大会として開催される。
女子は2010世界選手権シリーズ(WCS)第1戦のシドニー大会で初優勝を飾り鮮烈なデビューを果たしたチリの新星バルバラ・リベロス・ディアス、世界ランキング3位のヘレン・ジェンキンス(イギリス)、昨年のオセアニアチャンピオンのアンドレア・ヒューイット(ニュージーランド)ら約50名が来日した。
男子は2009年の石垣島大会で上位を独占したロシアチームが再来。中でも4位と入賞を逃したウラジミール・タルバエフスキーは世界ランキング20位と参加選手中トップ。その他にもU23で世界第2位の経歴を持つジェームス・シーアを筆頭にオーストラリアチームもあなどれない。
その他昨年のWCSシドニー大会8位のローラン・ビダール(フランス)をはじめとするヨーロッパ勢など約70名が海外から参戦。
“Sturdy Team Japan”を胸に世界の強豪を迎え撃つのはアジア大会金メダリストで、昨年の世界選手権シリーズ3度の入賞を果たした足立真梨子、アジア大会で銀メダルを獲得した土橋茜子、日本のホープ第1回ユースオリンピック金メダリストの佐藤優香(いずれもトーシンパートナーズ・チームケンズ)。
ITU大会史上最高年齢でワールドカップ優勝を遂げた2010石垣島大会覇者の庭田清美(アシックス・ザバス)。昨年は大会前の自転車事故で出場を断念したものの10月のウァトゥルコワールドカップで優勝を飾った上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)に加え、菊池日出子(宇都宮村上塾)、川島えり(日本食研)、高橋 侑子(法政大学)の7名が出場する。
男子は昨年大会2位でアジア大会金メダルの細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)、石垣島大会3位、アジア大会銀と細田に前を譲ったものの日本選手権を制した山本良介(トヨタ車体)。
昨年は故障が続き思うようなレースができなかった田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員)だが今年はすでに3月の南米遠征でITUパンアメリカンカップ2週連続の表彰台と好調なスタートを切っている。
その他高濱邦晃(チームフォーカス・KMS)、佐藤治伸(日本食研)、椿 浩平(宇都宮村上塾)、遠藤 樹(チームケンズA&A)ら計7名がスタートラインに立つ。
5月14日(土)に横浜で開催される世界選手権シリーズ第2戦の前哨戦ともいえる本大会。勝って勢いを、そして被災地へも力を届けたい。
参加選手詳細(4/7現在)は
http://www.jtu.or.jp/news/2011/pdf/11ishigaki-start0407.pdf
女子スタート13時、男子スタート15時45分(登野城漁港) *エイジスタート8時
メディア受付は4月16日(土) 9時〜17時(大濱記念会館2Fメディアルーム)
記者会見・メディア説明会は4月16日(土) 12時〜(大濱記念会館2Fメディアルーム)となっています。
取材をご希望の方は以下から申請をお願いします。
https://fs220.xbit.jp/k924/form1/