ロンドンオリンピックに向けた最後の1年、いよいよ世界最高峰の戦いが4月10日(日)幕を開ける。
その戦いの始まりにふさわしい舞台となるのは、トライアスロンオリンピックデビューの地シドニー(オーストラリア)。
世界的に有名なオペラハウス、青く澄み切った空と海を背景に2010年世界選手権シリーズ(WCS)各ステージの優勝者をはじめ、世界選りすぐりの選手男女65名が顔をそろえた。
昨年は故障で苦しんだもののWCSグランドファイナルを制した北京オリンピックの金メダリスト、エマ・スノーシル。
2年連続シリーズチャンピオンのエマ・モファットら地元オーストラリア勢に加え、昨年のシドニー大会で優勝し鮮烈なデビューを果たしたチリの星バルバラ・リベロス・ディアス。
ソウル、マドリードの2大会でチャンピオンを輩出したスイスからはダニエラ・リフとニコラ・スピリグ、第4戦ハンブルク大会覇者のリサ・ノルデン(スウェーデン)やシリーズ2連勝を遂げたカナダの新鋭ポーラ・フィンドリーらが出場。
日本からはシリーズ2度の4位となったアジア大会金メダリストの足立真梨子、銀メダルを獲得した土橋茜子、北京オリンピック5位入賞の井出樹里。そして日本のホープユースオリンピックの優勝の佐藤優香(いずれもトーシンパートナーズ・チームケンズ)。
昨年の石垣島大会優勝のベテラン庭田清美(アシックス・ザバス)に加え、上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)、日本チャンピオンに輝いた崎本智子(愛媛県協会)の7名が出場する。
女子出場選手詳細は
http://sydney.triathlon.org/event_information/start_lists/program/5933/
男子ではソウル大会優勝した北京オリンピック金メダリストのヤン・フロデノ(ドイツ)、アテネ、北京の2度のオリンピックでメダルを獲得し昨年のシドニー大会で存在感を示したビバン・ドカティ。
来年にオリンピック開催を控えたイギリスからはシリーズ第3戦とグランドファイナルを制したアリスタ・ブラウンリー、その弟で日に日に実力をつけてきているジョナサン・ブラウンリー、第6戦優勝のスチュアート・ヘイズら7名。
そして昨年の4戦および5戦を制し、シリーズチャンピオンに返り咲いたハビエル・ゴメス(スペイン)らが出場する。
日本からはアジア大会金メダルの細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)、日本選手権で優勝を飾った山本良介(トヨタ車体)の2名がスタートラインに立つ。
男子出場選手詳細は
http://sydney.triathlon.org/event_information/start_lists/program/5934/
スタートは女子4月 10日(日)10時30分、男子は13:15(いずれも日本時間)
レースの模様はITUテレビ(一部有料)
www.triathlon.org/tv
*レース速報は当日配信。
2011年世界選手権シリーズ開催は以下の通り
第1戦:シドニー(オーストラリア) 4月7日
第2戦:横浜(日本) 5月14、15日
第3戦:マドリード(スペイン) 6月4、5日
第4戦:キッツビュール(オーストリア) 6月18、19日
第5戦:ハンブルグ(ドイツ) 7月16、17日
第6戦:ロンドン(イギリス) 8月6、7日
グランドファイナル:北京(中国) 9月10、11日