トライアスロン・ファミリー 関係各位
未曽有の災害のなかで安否未確認であった(社)日本トライアスロン連合理事 片桐勝一氏(宮城県協会事務局長、みやぎ国際トラアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会事務局長)の悲報が届きました。大変残念なことです。
ここに心からのお悔やみを申し上げ、謹んでお知らせいたします。
片桐理事は、宮城県仙台市宮城野区にお住まいで、地震があった当日、集会からご自宅への帰途の途中に津波に遭われたとのことを、片桐理事の娘さんから伝えられました。
片桐理事は仙台ベイ七ヶ浜大会の開催を推進され、東北ブロックそして宮城県のトライアスロン発展に心底身を捨てて尽くされました。
また、トライアスロン界を代表して(財)日本体育協会の評議員としてもスポーツの育成・国体正式競技化に邁進されていました。
多くの外国人選手を自宅にホームスティさせてくれました。
素晴しい笑顔の優しい男でした。
怖かったと思います。
悔しい気持ちで一杯だと思います。
我々は、まだ気持ちの整理ができませんが、片桐さんの冥福を祈るばかりです。
優しい奥さまとお母様が依然として安否不明ですが、避難所におられることを信じ吉報を待つばかりです。
私たちは、今後、片桐理事が夢見ていたトライアスロンのあるべき姿を実現すべく、全国の皆さまと手を携えながら、このスポーツの普及と発展に努めていく所存です。
ここに片桐理事の在りし日を偲びながら、心からのご冥福をお祈り申し上げます。
合掌
社団法人日本トライアスロン連合 会長 岩城光英