会 議 名:第4回ロンドン対策プロジェクト(兼 ナショナルコーチ連絡会議)
日 時 :平成23年1月12日(水)17:00〜
場 所 :味の素ナショナルトレーニングセンター研修室
議 題:第16回アジア競技大会(2010/広州)
第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)に向けたNFヒアリング
マルチ・サポート事業、その他
報告者:山倉紀子(JTU種目別強化委員長、JOCナショナルアシスタントコーチ)
◇議題1.
第16回アジア競技大会(2010/広州)
・塚原光男ロンドン対策委員長より、アジア競技大会はロンドンオリンピックに向けたシュミレーションとして取り組んだが結果は思わしくなかった。この現状を受け止め見直していきたい。チームジャパンとしてどうすれば1つでも多くのメダルを獲得できるか考えていきたい。
<メダル獲得数>
1位:中国416(金199、銀119、銅98)
2位:韓国232(金75、銀65、銅91)
3位:日本(216(金48、銀74、銅94)
◇議題2.
第30回オリンピック競技(2012/ロンドン)に向けたNFヒアリング
・平成22年12月17日(金)・20(月)に実施したNFヒアリングを実施したが、強化のために必要なことがあれば更にリクエストして欲しい。
・他の競技団他と情報を共有し、効果的に行えることを話し合って行きたい。
・マルチサポートを活用していく。
・情報の管理をしっかり行って欲しい。
・各NFより、ロンドンオリンピックへ向かった取り組み、現状、選考大会、選手の状況、ロンドンでの目標を発表。
<トライアスロン>(飯島JOCナショナルコーチより):
・2010年に行われたユースオリンピック・アジア競技大会・アジアビーチゲームズの国際3大会で、ターゲット選手が全て金メダルを獲得することができた。
・ロンドンオリンピックでは、女子メダル獲得、男子入賞を目標としている。
・マルチサポートと早い時期から合致して活動できたお陰で、合宿・遠征を不安なく繰り返し行うことができた。
・昨年12月より、2011年の年ナショナル体制で取り組んでいる。
・ターゲット選手・ナショナルチーム選手が同じチーム内にいるので、マルチサポートを合理化できた。
・ヨーロッパに拠点を置きたい→7戦のうち5戦がヨーロッパで開催される。→ヨーロッパで生活することで、路面・水温・気候・環境・時差・ヨーロッパの観衆にも慣れていく。
・サポートスタッフの厚みを増していきたい→栄養調理師・トレーニングパートナーなど。
◇議題3.
マルチサポート事業
1)アジア競技大会でのマルチサポートハウス利用報告
・利用人数:のべ2522名、利用回数:平均2.8回(個人)、7回(団体)。
・リカバリーミール・酸素カプセル・リカバリープールの利用が多かった。
・選手村ーマルチサポートハウス間の安定したロジスティクスのおかげで利用者が多かった。
2)ロンドンに向けて
・アクセス:ロンドンの交通事情ではロジスティクス環境を構築するのは厳しい→徒歩で行ける範囲等、アクセスしやすい立地条件が重要となる。
・セキュリティ:ロンドンにおいてはセキュリティ強化は重要となる。
・分村となる競技団体に内応する方法を検討していく。
・サービス内容・機能をパッケージ化して、より効率的なものにしていく。
=以上=