7月3日(土)、2010NTTトライアスロンジャパンカップランキングイベント第4戦/仙台ベイITUトライアスロンアジアカップを翌日に控え、宮城県七ヶ浜町中央公民館で有力選手の記者会見が行われた。
出席したのは、女子はキラリー・サイデル(オーストラリア)、佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、中島千恵(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、男子はマーク・ジェンキンス(イギリス)、山本良介(トヨタ車体)、佐藤治伸(日本食研)の6名。司会は鈴木貴里代JTU理事・国体委員長。
まずはじめに、選手が紹介された後、選手からレースへの抱負が語られた。その後、記者からの質問があり、選手たちはそれぞれ答えた。
明日のレースは、8時15分に第16回みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会エイジ部門がスタート。8時45分に同スプリントの部がスタート。エリートは男子が11時、女子が12時10分スタートとなっている。
レース結果、速報の配信は、明日16時前後より、JTUホームページ(www.jtu.or.jp/)とJTUメールニュースで順次行われる。
<選手コメント>
○キラリー・サイデル(オーストラリア)
日本は2度目。昨年もこのレースに出たが、惜しくもランで調子を崩した。昨年は、世界を転戦し始めた年で、慣れていなかったこともある。今年は、暑さも大丈夫になっているので、レース運営もすばらしいし、よいレースができると思う。
○佐藤 優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)
今年は、チームの仲間が3名出ているので、得意のスイムから積極的に前に出て、バイクを先頭交代しながらトップを保ち、ラン勝負に持ち込みたい。天草大会では、チームの連携がとれなかったので、明日はいい展開に持ち込みたい。
○中島 千恵(トーシンパートナーズ・チームケンズ)
前々週の酒田大会で優勝した。スイムでチームメンバーと先行していきたい。ラン勝負になるがチームの3名で表彰台を独占したい。七ヶ浜は好きなコースなので、得意のスイムから前に出たい。ランも陸上競技の選手と練習しているので成果を出して優勝したい。
○マーク・ジェンキンス(イギリス)
2004年のアテネオリンピックに、イギリス代表として出場した。今年はカムバックの年。今年すでに三つのレースを経験している。アテネのときに比べて85%ぐらいまで調子が戻ってきている。このレースでは、自分の力を試したい。
○山本 良介(トヨタ車体)
今年は、WCSのレースを中心にしてきたが、あまりいい結果は出せなかった。本来の自分のスタイルである、国内のレースで勝ちながら調整するやり方に戻すための再出発のレース。七ヶ浜、蒲郡と出場し、WCSハンブルク、ロンドンと連戦する。
○佐藤 治伸(日本食研)
昨年チームの平松幸紘選手が落車をし、このレースを復帰戦として目標にしていたが、間に合わなかった。私も、3月にバイクで事故を起こし、石垣島ワールドカップに出られなかった。山本選手は石垣島3位という好成績、明日はその山本選手に挑戦したい。
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