2010年8月にシンガポールで開催された第1回ユースオリンピックで記念すべき第1号の金メダルに輝いた佐藤優香選手(トーシンパートナーズ・チームケンズ)のレースウェアがオリンピック博物館(スイス・ローザンヌ)に寄贈された。
佐藤選手は「自分のウェアがオリンピック博物館に展示されることになり大変光栄です。ユースオリンピックは私に貴重な経験と競技を続けていく上での大きな自信を与えてくれました。競技だけでなく他の国の選手との交流を通じ違う国の文化を学ぶこともできました。ユースオリンピックで戦った仲間たちと将来オリンピックで再び戦えることを楽しみにしています。」と語った。
ITUマリソル・カサド会長も「ユースオリンピックは重要なオリンピックムーブメントの1つとして位置づけられており、佐藤選手のウェアが歴史あるオリンピック博物館の展示品に加わることはトライアスロン界にとっても非常に喜ばしい。IOC委員の立場からもウェアの寄贈に関し感謝するとともにと佐藤選手の功績に改めてお祝いをいいたい。」と述べた。
*オリンピック博物館:1993年創立。スイスでは最も有名な博物館。来場者数は開館から17年で約330万人