ITU(国際トライアスロン連合)は2011年のITU世界選手権シリーズ(ワールドチャンピオンシップ・シリーズ)ならびにITUワールドカップ・シリーズの開催都市と日程を発表した。
世界選手権シリーズはシドニーからスタート、2年ぶりの開催となる横浜、2012年オリンピック開催都市ロンドンなど6都市を経て北京(中国)のオリンピックコースでグランドファイナルが開催される。オリンピックの開催3都市を含めスポーツと都市の魅力が融合する世界シリーズが注目される。
一方、マリソル・カサド会長が「世界選手権シリーズに匹敵する規模」と力説するワールドカップは21年目を迎えようとしている。同シリーズ史上で最長開催記録をもつ石垣島、2004年リオデジャネイロ開催から南米では2都市目となるコロンビア・グアタペ、3年ぶりの開催となるエドモントンなど世界7カ国四大陸を転戦する。
世界選手権シリーズでは数千人の参加によるエイジグループ大会を併設。エリート部門は世界ネットでのテレビ放送、パソコン・ネット速報を予定。なお、石垣島ワールドカップでは2000人参加規模のエイジグループ大会が開催される。
以上の大会の他に世界五大陸では、大陸別選手権そして多数のITUリージョナルイベントが開催予定。2010年の国内実績は、天草大会、七ヶ浜大会、蒲郡大会。世界のトップアスリートそして躍進著しい日本代表選手たちが、2011世界選手権ファイナルそして2012年ロンドンオリンピック出場を賭け、世界五大陸で最高のパフォーマンスを繰り広げることが期待される。
<2011 ITUトライアスロン世界選手権シリーズ> 2010/10/27現在
4月 9〜10日: 第1戦 シドニー(オーストラリア)*2000年シドニー五輪
5月14〜15日: 第2戦 横浜(日本)
6月 4〜 5日: 第3戦 マドリード(スペイン)
6月18〜19日: 第4戦 キッツビュール(オーストリア)
7月16〜17日: 第5戦 ハンブルグ(ドイツ)
8月 6〜 7日: 第6戦 ロンドン(イギリス)*2016年ロンドン五輪
9月10〜11日: グランドファイナル北京(中国)*2008年ペキン五輪
<2011 ITUトライアスロンワールドカップ・シリーズ> 2010/10/27現在
3月27日: ムールラバ(オーストラリア)
4月17日: 石垣島(日本)
5月 8日: モンテレー(メキシコ)
7月10日: エドモントン(カナダ)
8月14日: ティサウィバローシュ(ハンガリー)
10月 9日: ウァトゥルコ(メキシコ)
10月15日: トンヨン(韓国)
11月 6日: グアタペ(コロンビア)
*11月に追加大会検討中