9月26日(日)新潟県村上市で2010JTUエイジランキング第14戦・村上・笹川流れ国際トライアスロン大会が開催され、687名(リレー含む)が出場。山・川・海、山紫水明な小京都村上の街を駆け抜ける。
本大会はエイジランキングファイナルステージ、また全日本女子年齢別選手権となっており、女子年齢別にはプレミアムポイントとして通常大会より高得点が付加される。
男女総合、年齢別ともに全国からトップエイジアスリートが顔をそろえており、エイジチャンピオンの座をかけ最終戦にふさわしい熱戦が繰り広げられる。
女子は現在総合ランキング1位の平松智子(愛知)と2位の松本華奈(島根)との差は3ポイント。直接対決となった本大会に平松が勝てば5年ぶりにエイジ女王の座を手にする。また松本が勝てば4年連続のエイジランキング優勝となる。総合ランキング優勝こそ逃したものの現在ランキング4位の中原恭恵(学連・千葉)や松永千裕(学連・東京)ら若手もこの2人に一矢を投じ来シーズンにつなげたい。
男子は現在総合ランキング1位の永田成也(鹿児島)、2位の倉内誠司(愛知)、3位の福元哲郎(広島)、4位の岡本治樹(滋賀)が顔をそろえた。中でも永田と倉内の差はわずか2ポイント。倉内が勝って逆転優勝となるのか、永田が勝ってエイジチャンピオンの座を射止めるのか。しかしこの他にもケガでリハビリに励んでいた実業団チーム所属の平松幸紘(愛媛)がレースに復帰、石垣島大会で3位のHermand Eric(東京)らの存在も気になるところだ。
年齢別でも逆転優勝可能なカテゴリーが多く火花散る直接対決が展開される。
女子では24歳以下4位の松永千裕は中原恭恵に、35-39歳では2位の平松智子が松本華奈に、45-49歳3位の土屋智恵美(東京)は熊崎佳美(大阪)に、50-54歳2位の宇田川知子(千葉)が山下桂子(三重)に、55-59歳2位の衣川眞喜子(広島)が宗田恵世子(東京)に勝てばそれぞれ逆転優勝が可能となっている。
その他にも30-34歳1位の松田典子(愛媛)、60-64歳1位の野上ジェラルディン(東京)、65-69歳1位の昆朋子らが出場。全日本女子年齢別選手権も兼ねたシーズン最後のレースで有終の美を飾りたい。
年齢別男子では現在30-34歳2位の岡本治樹は永田誠也に、40-44歳ランキング6位の小野俊巳(新潟)は遠藤正和(東京)に、55-59歳4位の石飛肇(兵庫)が西内秀一(福島)に逆転の可能を残している。
直接対決は実現しなかったものの45-49歳の平田泰久(三重)と地元新潟の75-79歳斉藤健は勝てば年齢別チャンピオンとなる。65-64歳1位の神谷進五(愛知)も勝ってシーズンを締めくくりたい。
50-54歳では椎名克行(新潟)、古川正敏(東京)、吉村元明(兵庫)、Shrosbree Mark(神奈川)ら上位陣が顔をそろえている。その他にも35-39歳5位の八田益之(神奈川)、45-46歳4位小川孝一(神奈川)、55-59歳5位佐藤周平(東京)、65-64歳6位の鈴木明夫(新潟)らが出場。それぞれランキングアップを目指す。
70-74歳ではランキングトップの昆英夫(茨城)、全日本男子年齢別選手権(天草大会)優勝の堀江弘(埼玉)、2位の田中國宣(熊本)、うつくしま大会3位の高瀬鐵郎(東京)が出場。このカテゴリーの勝負にも注目したい。
最高齢出場は埼玉県から出場の小原信治77歳。