2010ITUトライアスロン世界選手権シリーズ最終戦が9月11(土)-12日(日)、「ブダペスト、ドナウ河岸とブダ城」の名の下で世界遺産として登録されたハンガリーの首都ブダペストで開催される。
11日(土)にはエリート男子とあわせパラトライアスロン、エイジスプリント、U23男女、12日(日)にはエリート女子をはじめエイジ、ジュニア男女の競技が実施され、世界各国から総勢3000名を超えるトライアスリートが集結し各カテゴリーの頂点を目指す。
ここまで6戦を戦い抜きグランドファイナル優勝とシリーズチャンピオンの栄冠を勝ち取るためスタート地点に立つ世界の精鋭は女子70名、男子76名。
今シーズン行われた6戦中、女子は第1戦バルバラ・リベロス(チリ)、第2戦ダニエラ・リフ(スイス)、第3戦ニコラ・スピリグ(スイス)、第4戦リサ・ノルデン(スウェーデン)、第5、6戦ポーラ・フィンドリー(カナダ)、男子は第1戦ベバン・ドカティ(ニュージーランド)、第2戦ヤン・フロデノ(ドイツ)、第3戦アリスター・ブラウン(イギリス)、第4、5戦ハビエル・ゴメス(スペイン)、第6戦スチュアート・ヘイズ(イギリス)がそれぞれ優勝。
各大会男女とも熾烈なトップ争いは繰りひろげられており、最終戦も熱い戦いが予想される。
現在ランキングトップは女子はエマ・モファット(オーストラリア)、男子はヤン・フロデノ(ドイツ)となっているが、選手間のポイントが拮抗しており、シリーズチャンピオンはどの選手が手にするのか最後まで予断を許さない。
日本からは現在シリーズランキング9位の足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)をはじめとし、楓{智子(日本食研)、土橋茜子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、庭田清美(アシックス・ザバス)、上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)、井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)の女子6名と細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)、山本良介(トヨタ車体)、田山寛豪(NTT東日本・NTT日本/流通経済大学職員)、高邦晃(チームフォーカス・ボディチューン・KMS)、杉本宏樹(ルミナリア)、佐藤治伸(日本食研)の男子6名が出場。世界に挑む。
(女子スタートリスト
http://budapest.triathlon.org/start_lists/program/5026/)
(男子スタートリスト
http://budapest.triathlon.org/start_lists/program/5027/)
またジュニアには先日開催されたユースオリンピックで金メダルに輝いた佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、高橋侑子(東京ヴェルディ)、山本奈央(チームケンズジュニア)、アジアジュニアチャンピオンの椿浩平(村上塾・ブレイブ)、古谷純平(チームブレイブ)、土井政英(三好スイミングアカデミー)、U23には平出美雨(チームゴーヤー)、遠藤樹(チームケンズ練習生)が出場。次の世代を担う若手選手の世界での戦いにも期待したい。
日本時間9月11日午後8時エリート男子スタート、12日(日)午後9時エリート女子スタート。
レースの模様は www.triathlon.org/tv (一部有料)、レース速報は当日配信。