8月1日(日)岐阜県・海津市の国営木曽三川公園、日本の3大清流の一つに数えられる長良を舞台に第25回長良川国際トライアスロン大会が開催される。
夏の風物詩としてこの地方には定着した本大会は日本ジュニアトライアスロン選手権も開催され中学1年生から73才、400人が参加し照りつける真夏の太陽の下、レースに挑む。
男女総合はもとより各年齢別でランキング上位選手が激突!まさしく“真夏の長良川の陣”となりそうだ。
女子総合は石垣、蒲郡、大阪で優勝しランキングトップとなった平松智子(愛知)と昨年のランキング1位の松本華奈(島根)が直接対決。平松は5年ぶりのランキング女王への返り咲き、松本は4年連続優勝をかけ熾烈な争いになりそうだ。
これにランキングは現在4位ながらも石垣、蒲郡と2位の戸田光海(愛知)、昨年ランキング6位、湯梨浜大会2位の中原恭恵(千葉)、仙台大会2位の西牟田啓(福岡)、天草大会3位の松永千紘(学連)らが加わり優勝争いが繰り広げられる。
男子総合は昨年総合優勝の中井啓太(三重)、酒田大会優勝(現在ランキング4位)の伊藤寿(愛知)、東京渡良瀬大会優勝の倉内誠司(愛知)、天草2位、蒲郡3位の岡本治樹(滋賀)が出場。これに一昨年の本大会優勝の竹内鉄平(愛知)らが加わり熱いレースが展開される。今シーズン2戦目の中井は蒲郡では2位、昨年の本大会でも優勝を逃しただけにリベンジに燃える。
年齢別女子では現在30-34歳1位の松田典子(愛媛)が出場。現在4位の山本ゆかりも勝って松田に近づきたい。50-54歳は大阪大会に続く1位山下桂子(三重)と2位の藤井眞由美(愛知)の直接対決。1、2位とはいいながら同ポイントなだけに本大会の勝敗が今後のランキングに影響を与えるか?
年齢別男子は40-44歳で昨年3位の工藤秀雄(東京)と小嶋基史(愛知)との戦いに注目。45-49歳では現在2ポイント差で1位の室谷浩二(滋賀)を追う石鍋聖一(兵庫)がランキングトップを狙うが蒲郡大会で石鍋に勝った平田泰久(三重)がこれを阻止するか?それとも豊田栄二が地元岐阜の意地をみせるか?
50-54歳・堀川光裕(徳島)は勝てばほぼ1位の座は手中に、55-59歳・鈴木教之(愛知)は勝てば一気にランキングトップに躍り出る。60-64歳は蒲郡1、2フィニッシュの三宅光章(愛知)と佐藤賢二(三重)が再び対決。これに昨年ランキング2位の中島安興(富山)らが加わる。65-69歳は勝てばトップに浮上するため神谷進五、高橋勝之(ともに愛知)は頑張りたいところだ。
そして70-74歳も若い選手たちに負けてはいない!現在ランキング2位の堀江弘(埼玉)に蒲郡大会1位の小林良康(愛知)、2位の谷口功(京都)、3位の水野達雄(愛知)といったいずれ劣らぬ精鋭の争いが繰り広げられる。(最高齢は水野の74歳)