2010エイジランキングも後半戦に突入!猛暑が続く日本列島の2大都市で7月25日第8戦となる東京都トライアスロン渡良瀬大会(群馬県板倉町)と第9戦大阪国際トライアスロン舞洲大会(大阪市此花区)が開催される。
今期から対象大会に加わった渡良瀬大会には同日開催される東京都国体代表選考会、リレーを含む430名を超える選手が渡良瀬遊水地を舞台に熱戦を繰り広げる。
女子は昨年のランキング総合3位で現在ランキング4位の井上恵理香(神奈川)がシーズン初優勝を狙う。これに昨年上位入賞の吉田真理可、三浦可奈美ら東京勢が立ち向かう。
男子は石垣島大会優勝の高橋豪一(東京)、昨年ランキング総合4位の森下泰秀(三重)そして、往年のスーパースター宮塚英也(栃木)、山倉和彦(東京)が出場。すでに40歳半ばを過ぎたとはいえかつてのエリートの走りにも注目したい。
年齢別では昨年女子50歳代で優勝の宇田川知子(千葉)、現在60-64歳ランキング2位の野上ジエラルディン(東京)、昨年の世界選手権にも出場した稲寛彰(東京)や現在40-44歳ランキング4位のコレソフアレクサンドル(神奈川)らがそれぞれ上位進出を目指す。最高齢出場は山中國雄(東京)の73歳。
大阪大会は同日開催されるNTTジャパンカップ(国体代表選考会)とスプリント、リレーを含む430名を超える選手が、日本の主要な国際貿易港(五大港)のひとつである大阪港を泳ぎ、大阪の街並みを遠くに望みながら走る都会ならではのコースで熱いレースを展開する。
女子は石垣島、蒲郡と優勝し現在ランキング2位の平松智子(愛知)が参戦。勝てば一気にランキング総合トップに躍りでる。昨年大会上位入賞の大阪の山本梓、飯沼希や高橋史恵、兵庫の松田英子も上位を狙う。
男子は現在ランキング3位で酒田大会優勝の伊藤寿(愛知)、ランキング6位の今村圭孝(神奈川)、7位の三木琢矢(兵庫)を中心にレースが展開されそうだ。今村は酒田、仙台で2位とまだ優勝がないだけに表彰台の一番上を狙いたいところだ。
年齢別では現在45-49歳トップの熊崎佳美(大阪)が出場。また50-54歳1位の藤井眞由美(愛知)、2位の山下桂子(三重)の直接対決に注目したい。
男子では45-49歳ランキング4位の石鍋聖一(兵庫)、5位の宿院雅広ら(京都)が勝って上位に進出したい。50-54歳では地元大阪の加藤隆司が大会年齢別2連覇を目指す。60-64歳では現在ランキングトップの揖場裕(兵庫)を筆頭に小寺卓郎(兵庫)、祝出富夫(大阪)の関西勢の争いとなりそうだ。最高齢出場は68歳の中島守(兵庫)。