イギリス、ロンドンのハイドパークを舞台にITUトライアスロン世界選手権シリーズ(TWCS)第5戦が7月24日(土)女子、25日(日)男子開催される。
本大会は2012年ロンドンオリンピックのトライアスロン会場に決定していることもあり、世界の強豪が一堂に会し熱戦を繰り広げる。このロンドン大会のスタート地点に立てる栄光を手にしたのは女子68名、男子66名。また同日開催されるエイジ部門には3000名を超える選手が参加。オリンピックを控えたロンドンの街並みを駆けぬける。
女子レースナンバー1をつけるのは昨年のシリーズ女王で現在ランキングトップのエマ・モファット(オーストラリア)。ランキングは1位ながらも今シーズンまだ表彰台の一番上にあがっていないだけにこのあたりで優勝を飾りたい。シリーズ第1戦シドニー大会優勝のバルバラ・リベロス(チリ)、第2戦ソウル大会優勝のダニエラ・リフ(スイス)、第3戦マドリード大会1位のニコラ・スピリグ(スイス)、第4戦ハンブルク大会を制したリサ・ノルデン(スウェーデン)ら強豪ひしめく中、堂々のレースナンバー2をつける足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)の活躍にも大いに期待したい。
足立を筆頭に日本からは2009年アジアチャンピオンで2010ムールラバワールドカップ2位入賞の崎本智子(日本食研)、石垣島ワールドカップ優勝の庭田清美(アシックス・ザバス)、井出樹里、土橋茜子、アジアカップ仙台大会を制した佐藤優香(いずれもトーシンパートナーズ・チームケンズ)、上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)の計7名が出場、世界に挑む。
(女子スタートリスト
http://wcs.triathlon.org/results/start_lists/program/4845/)
男子は昨年のシリーズチャンピオンでここまで負け知らずのイギリスの若きエース、アリスター・ブラウンが地元の期待を一身に浴びてロンドン大会2連覇、マドリード大会に続くシーズン2勝目を狙う。これを阻止するのは現在ランキングトップでソウル大会を制したヤン・フロデノ(ドイツ)か、ハンブルク大会優勝のハビエル・ゴメス(スペイン)か、それともシドニー大会の覇者ベバン・ドカティ(ニュージーランド)か。激しい優勝争いが繰り広げられる。
日本からは石垣島ワールドカップ2位の細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)、アジアカップ仙台、蒲郡大会の優勝、ハンブルク大会でも18位と切れのある走りをみせた山本良介(トヨタ車体)、田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員)杉本宏樹(ルミナリア)、の計4名。
(男子スタートリスト
http://wcs.triathlon.org/results/start_lists/program/5182/)
日本時間7月24日(土)21時女子スタート、 26 日(月)0 時 (※25日(日)深夜)男子スタート。
レースの模様は www.triathlon.org/tv (一部有料)、レース速報は当日配信。