ドイツでも有数のメトロポリスの一つであるハンブルク市庁舎周辺を舞台にITUトライアスロン世界選手権シリーズ(TWCS)第4戦が7月17日(土)男子、18日(日)女子開催される。
ヤン・フロデノ(ドイツ)が2008年北京オリンピックで優勝を遂げたのは記憶に新しいが、ハンブルクでは2007年にITUトライアスロン世界選手権が開催されており、数々の名勝負が繰り広げられてきた。本大会には女子65名、男子66名がスタートラインに立つ。また同日開催されるエイジ部門にはパラトライアスロン、スプリント、リレーなどのカテゴリーを含め総勢8700名が参加。初夏のハンブルクの中心街を走り抜ける。
女子65名の中でレースナンバー1をつけスタートするのは現在世界選手権シリーズランキング2位の足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)。第1戦シドニー、第3戦のマドリード大会は最後まで表彰台を狙える位置にいながら4位で終わっているだけに、表彰台への期待が高まる。
足立の前に立ちはだかるのは第2戦ソウル大会を制したダニエラ・リフ(スイス)、2009シーズンチャンピオンでTWCSシドニー、ソウルともに3位のエマ・モファット(オーストラリア)、シドニー大会2位のアンドレア・ヒューイット(ニュージーランド)らが出場。
日本からは石垣島ワールドカップで優勝を飾った庭田清美(アシックス・ザバス)、井出樹里、土橋茜子、佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、練習中のケガから復帰の上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)、アジアカップ蒲郡大会で優勝を遂げた田中敬子(チームゴーヤー)の計7名が出場、世界に挑む。
(女子スタートリスト
http://wcs.triathlon.org/results/start_lists/program/4839/)
男子はシリーズ第2戦のソウル大会を制したヤン・フロデノ(ドイツ)、現在シリーズランキングトップのアレクサンダ・ブルカンコフ(ロシア)、TWCSソウル、マドリード大会ともに2位のカートニー・アトキンソンらが出場。
世界の強豪たちと戦うのは石垣島ワールドカップ2位の細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)、アジアカップ仙台、蒲郡大会の優勝で波に乗る山本良介(トヨタ車体)、杉本宏樹(ルミナリア)、高濱邦晃(チーム フォーカス・ボディチューン・九州医療スポーツ専門学校)の計4名。
(男子スタートリスト
http://wcs.triathlon.org/results/start_lists/program/4840/)
日本時間7月17日午後8時36分 男子スタート、18日(日)午後10時36分 女子スタート。
レースの模様は www.triathlon.org/tv (一部有料)、レース速報は当日配信。