7月11日(日)時折小雨がぱらつく愛知県蒲郡市でエイジランキング第6戦となる第22回蒲郡オレンジトライアスロン大会が開催された。本大会には東海・北陸、近畿学生選手権、スプリント、スーパースプリント、蒲郡市民、リレーの部を含む692名が出場(内ランキング対象カテゴリー完走者は428名)。蒲郡の名所「竹島」を望むコースにリニューアルした本大会を楽しんだ。
新しくなったスイムコース。コース沿いに選手を応援できる。
女子は大阪の福元愛(ジュニア強化指定選手のためランキング対象外)がトップでスイムをフィニッシュ。これを50秒差で高橋梨香(愛知)が追う。フラットながらコーナーの多いテクニカルなバイクコースを本大会過去3回の優勝経験のある平松智子(愛知)が経験を生かし、福元、高橋を抜き去りトップでバイクフィニッシュ。これをチームメイトの戸田光海(愛知)が1分差で追うが、ランで思うように差が縮まらない。戸田とは対照的に好調な走りを見せた平松が大会4度目の優勝、ランキング対象大会2勝目をあげた!2位には戸田、3位には高橋がはいった。この結果平松、戸田がランキング2位、3位に浮上した。
優勝した平松(左)と2位の戸田(右)
エイジランキング上位選手が顔をそろえた男子は永田成也(鹿児島)がトップでスイムフィニッシュ。これを藤村大、阿間見孝、倉内誠司(ともに愛知)がこれを追う。バイクに入ると伊藤寿(愛知)、中井啓太(三重)らが追い上げるが永田との差は1分。
今シーズン初優勝を飾った永田
優勝を狙っていたという永田が終始後続に背中をみせることなく堂々の優勝を飾った。昨年ランキング1位の意地をみせた中井が2位、3位にはラントップタイムをたたき出した岡本治樹(滋賀)が入った。現在ランキングトップの福元哲郎(広島)はランで追い上げ4位、5位伊藤、6位には山本 一博(愛知)が入った。
お互いの健闘を讃える(左から)中井、永田、岡本
年齢別女子では愛知のSegger Michelle(40-44歳)、Coetzee Dori(50-54歳)、杉浦千枝子(55-59歳)がそれぞれのカテゴリーでランキング1位ポイントを獲得、小島憲子(45-49歳)はランキングトップに、30-34歳宮本理恵子(神奈川)、水島ゆかり(岡山)、も上位に入りランキング1位と2位に躍り出た。
竹島を望むランコース
男子では40、50歳代の激しい上位争いを制したのは阿間見(40-43歳・愛知)、平田泰久(45-48歳・三重)、鈴木雅浩(50-54歳・愛知)、鈴木教之(55-58歳・愛知)、45-49歳の中島秀彰(東京)は3位に入りランキング1位となった。
50歳代入賞の(左から)鈴木(雅)、渡辺、鈴木(教)、藤井、加藤
60-64歳は三宅光章(愛知)が佐藤賢二(三重)をフィニッシュ直前で抜き大会年齢別2連覇。65-69歳では神谷進五(愛知)がケガから回復し久しぶりの1位ポイント獲得。昨年70歳代ランキングチャンピオンの水野達雄(愛知)は惜しくも3位。70-74歳1位には小林達雄(愛知)、2位には京都の谷口功が入った。
70-74歳優勝の小林
トライアスロン初挑戦となる最高齢出場の神谷昭雄(76歳・愛知)は見事完走を果たした!
スタート前の人生経験豊富な年齢のみなさん
苦しくても声援で笑顔に。
完走の喜びで笑顔がはじける!