JTUエイジランキング第4戦・第25回みなと酒田トライアスロンおしんレースが6月20日(日)山形県酒田市(山形県酒田市)で開催され全国からアクアスロンを含む個人種目に258人とリレー31チームが出場(エイジランキング対象カテゴリー完走235名)。選手たちは時折激しい雨の降る中風光明媚な酒田の町を走りぬけた。
おしん(?)が選手応援!
アメリカ・カナダ・アイルランド・ニュージーランド・メキシコのみなさんも応援!
女子は昨年大会を制した広瀬瑛美(宮城)が全体でも3位という好成績でスイムを終えるがバイク、ランで順位を落とし2位でフィニッシュ。広瀬の大会二連覇を阻んだのは広瀬とは逆にバイク、ランで好調な走りをみせ順位を上げた高橋美紀(宮城)がエイジランキング初優勝。3位には井上恵理香(神奈川)が入り総合ランキングも3位から2位へ順位を上げた。4位には昨年大会2イの佐野智子(岩手)、5位には小林木綿子(神奈川)、6位に高橋千晶(東京)が入った。
惜しくも2連覇は逃したが2位と検討した広瀬瑛美
女子年齢別では昨年40歳代ランキング優勝の伊藤ゆかり(秋田)が45-49歳で優勝、2位の土屋智恵美(東京)は石垣大会に続くポイント獲得でランキングトップとなった。また大会総合6位の高橋も40-44歳ランキングトップに。55-59歳・宗田恵世子(東京)も年齢別トップでフィニッシュしランキング3位も入った。
昨年40歳代・今大会45-49歳優勝の伊藤ゆかり
男子は煖エ洋平(学連・東北大学)がトップでスイムを終えると昨年エイジランキング総合5位の今村 圭孝(神奈川)が約20秒差でこれを追う。
バイクに入ると豪雨が選手たちの行く手を阻んだ。厳しい気象条件の中、「ランでつぶれてもいいので、バイクでいけるところまで行こうと思った」という伊藤寿(愛知)がスイムの遅れを挽回しトップと約30秒差の2位でランへスタート。今村、柳堀浩克(福島)らが続く。
ランに入ると予想以上に走れたという伊藤が煖エを抜き去りトップでフィニッシュ。昨年はケガで思うような成績が出せなかった伊藤がエイジランキング大会初優勝を飾った。
エイジランキング初優勝を飾った伊藤寿
2位にはランで粘った今村が、3位には得意のバイク、ランで順位をあげた三木琢矢(兵庫)が、4〜6位には細川慧(学連・仙台大学)、煖エ、大橋明行(宮城)の東北勢が入った。
男子2位の今村圭孝
この結果により伊藤が男子総合ランキング2位、三木が3位にまた各年齢区分でトップに躍り出た。
年齢別では45-49歳室谷浩二(滋賀)が優勝、2位に中島秀彰(東京)が入り、ランキングも同様に1、2位となり順位が入替わり熾烈な上位争いをみせている。
50-54歳では椎名克行(新潟)が昨年ランキング1位の田中忠治(岩手)らを破り優勝。55-59歳・西内秀一(福島)、60-64歳・岩館仁(岩手)、65-69歳・中川良治(岩手)、75-79歳・斉藤健(新潟)がそれぞれトップポイントを獲得しランキング上位に名前を連ねた。
茨城の昆朋子(68-69歳)と英夫(70-74歳)は石垣に続くアベック優勝を遂げた。
前日の開会式で昨年のランキング50歳代優勝の表彰を受ける田中忠治
前日のパーティーで地元の特産品を楽しむ選手たち