エイジランキングイベント第2戦が5月23日(日)鳥取県・湯梨浜町で開催された。
エイジランキング中国ブロック初開催となった本大会では学生選手権、ジュニア部門を含む287名が出場。(エイジランキング対象は内249名・243名が完走)。気温17度、水温20度。時折降る雨にも負けず「温泉と二十世紀梨と広がる白い砂浜」湯梨浜町での大会を楽しんだ。
女子は佐古麻梨子(東京)がスイムをトップで終えると、40秒差で地元鳥取の小原千絵、2分差で中原恭恵(千葉)がこれを追う。バイクでは中原が快調に飛ばしトップでフィニッシュ。スイムで出遅れた松本華奈(島根)だったが中原にバイクで1分差まで追い上げると得意のランで一気に抜きさり本大会初優勝を飾り、エイジランキング総合でトップに躍りでた。
2位には中原、バイクで遅れたもののランで粘った小原が3位、スイムの遅れが響き4位で終わった二分陽子(広島)だがランキングでは2位に順位を上げた。佐古は5位、ランで追い上げた地元鳥取県の大西直美が6位となった。
男子は桶谷祐輝(学連)がスイムをトップでフィニッシュ。これを25秒差でシドニーオリンピック日本代表の地元鳥取県の小原工、2分遅れで丸山誠(鳥取)、丸山秀登、福元哲郎の広島コンビが追う。
トップから5分以上の差をつけられた高橋泰夫(岡山)だったが、デュアスロン世界選手権(エイジ40-44歳)で日の丸をあげた実力の持ち主はバイクで驚異的な追い上げをみせ、バイクトップフィニッシュの小原に46秒差と迫った。ランに入っても高橋の勢いは衰えず、ラン前半で小原を抜きさるとそのままトップでフィニッシュ。大会2連覇を達成した。
バイク、ランと順調に順位を上げた広島の福元、丸山が2位、3位。福元はエイジランキング総合でもトップとなった。小原は4位、桶谷が5位、バイクで追い上げた地元鳥取の大石陽一郎が6位に入った。
年齢別では長尾好子(兵庫)、殿山恭代(広島)、衣川眞喜子(広島)、岩阜(岡山)、児玉浩樹(岡山)、山本訓久(鳥取)、村中信一(山口)、近藤栄治(大阪)らが各年齢区分でランキング1位を獲得した。
昨年40歳チャンピオンの室谷浩二(滋賀)も年齢別1位を獲得。2連覇に向け順調なスタートを切った。本大会最高齢出場者となる中原弘郎(大阪・75歳)も見事完走を果たし、年齢別1で昨年のリベンジを果たした。
湯梨浜大会終了時点のエイジランキング詳細は
http://www.jtu.or.jp/ranking/2010/age/ranking_100523.html
*エイジランキング年齢表記、ポイント集計は2010年12月31日現在となっており、本大会リザルトは大会当日年齢となっていますのでご了承ください。
スタートを待つ選手たち
東郷池を泳ぐ選手たち
はわい、東郷温泉街をバイクで走る
ボランティアの声援をうけランへスタート
ハワイ夢広場のフィニッシュをめざす