韓国ソウルの中心を流れるハン川を舞台にITUトライアスロン世界選手権シリーズ(TWCS)第2戦が5月8日(土)開催される。
ソウルといえば1988年にはソウルオリンピック、2002年にはFIFAサッカーワールドカップも開催されており、現在ソウル市長を務めるオ・セフン氏は自身もトライアスリートであり、TWCS翌日開催されるエイジグループのレースに出場を予定しており、市をあげての大会開催への情熱が感じられる。その熱い応援を背にスタートラインに立つのは女子52名、男子66名。
女子はTWCS第1戦のシドニー大会を制したバルバラ・リベロス(チリ)、2位のアンドレア・ヒューイット(ニュージーランド)、3位のエマ・モファット(オーストラリア)に加え、北京オリンピックの金メダリストエマ・スノーシル(オーストラリア)が参加。スノーシルは昨年の6月以来の万全を期してのレース参加となる。
日本からはシドニー大会で4位に輝いた足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)をはじめ石垣島ワールドカップで優勝を飾った庭田清美(アシックス・ザバス)、足底部の腫れの回復のために大事をとってシドニー、石垣大会出場断念していた井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、日増しに力をつけてきた土橋茜子、アジア選手権ジュニアチャンピオンの佐藤優香(ともにトーシンパートナーズ・チームケンズ)ら計5名が出場、世界に挑む。
(女子スタートリスト)
男子はベバン・ドカティ(ニュージーランド)、アレクサンダ・ブルカンコフ(ロシア)、ダビド・オース(フランス)のシドニー大会上位3名に加え、ヤン・フロデノ(ドイツ)、サイモン・ウィットフィールド(カナダ)のオリンピック金メダリスト、2009TWCSファイナル2位のハビエル・ゴメス(スペイン)らが出場。
世界の強豪たちと戦うのは石垣島ワールドカップで2位の細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)、3位の山本良介(トヨタ車体)をはじめ、体調不良で急遽石垣大会出場を取りやめた田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員)、下村幸平(G.A.M)、杉本宏樹(ルミナリア)、高濱邦晃(チームコラテック・ボディチューン)ら計6名。
(男子スタートリスト)
日本時間5月8日(土)午前10時 女子スタート、午後1時 男子スタート。
レースの模様は www.triathlon.org/tv (一部有料)、レース速報は当日配信。
<出場日本人選手一覧>
女子:5名
井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)
庭田清美(アシックス・ザバス)
足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)
土橋茜子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)
佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)
男子:6名
田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員)
山本良介(トヨタ車体)
細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)
高濱邦晃(チームコラテック・ボディチューン)
下村幸平(G.A.M)
杉本宏樹(ルミナリア)