2010年のエイジグループの戦いが4月25日(日)沖縄県石垣市で全国各地から集まった総勢1726名(内エイジランキング対象エイジ部門642名)のアスリートを迎える「石垣島トライアスロン大会2010」から幕をあける。
今年より年齢別が10歳刻みから5歳刻みになり、対象大会数も増えパワーアップした。エイジランキング総合優勝者には2011年中国で開催される世界選手権公費派遣の権利が与えられるほか、年齢別優勝者にはチャンピオンウェアが授与される。
女子は3年連続エイジランキング総合優勝の松本華奈(島根)をはじめ井上恵理香(神奈川)、平松智子(愛知)、二分陽子(広島)の上位メンバーが顔をそろえた。
松本、井上、平松は年齢別でも同じカテゴリー(35-39歳)なだけに初戦からお互い譲れないレースとなりそうだ。
20歳代では昨年大会1位の加来奈津子(埼玉)、2位の二分、3位の白井真澄(埼玉)が出場。こちらの勝敗の行方も興味深い。
昨年ランキング40歳代2位の金城ちせ(石垣)だが、本大会では辰巳りえ(沖縄)が年齢別優勝を飾っているだけに一つでも順位を上げランキングにもつなげたいところだ。
大会とランキングのWチャンピオンで夫婦での出場の昆朋子(茨城)、石垣大会年齢別2位で親子出場となる磯部原子(愛知)、ランキング5位の野上ジェラルディンらの60歳代の頑張りにも注目したい。
男子は総合、50歳代までの年齢別上位選手は2戦目以降からのスタートなったが、40歳代では昨年の石垣大会で1位の中島秀彰(東京)、3位の富崎義明(石垣)、5位の宿院雅広(京都)が出場。激しい上位争いになりそうだ。
ランキング60歳代では2位になった中島安興(富山)だが本大会では渋谷政信(愛知)に先を譲ったため、今年はリベンジを果たしたい。
昨年本大会夫婦でアベック優勝を飾った昆英夫(茨城・ランキング2位)、沖縄の宮城一夫(石垣3位)、秋山紅八(石垣4位)ら70歳代の戦いも楽しみだ。
なお最高齢出場は玉代勢孝一(沖縄)76歳。他にもシドニーオリンピック日本代表の小原工(鳥取)や2005年から4年連続エイジチャンピオンの福元哲郎(広島)などが出場。それぞれの選手の思いが南の美ら島・石垣島をかけぬける。競技スタートは午前8時。