トライアスロンが2000年のシドニーオリンピック・デビューから10年。世界遺産オペラハウスを舞台に2010年4月11日(日)あの感動が甦る!
世界の7都市を転戦するITUトライアスロン世界選手権シリーズ(TWCS)が2年目を迎える。初戦、シドニーオペラハウス前のスイムスタート台に立つのは女子47名、男子59名。
女子は昨年のランキング1位エマ・モファット(オーストラリア)はじめオーストラリア勢が揃った。2009年横浜TWCSで優勝したリサ・ノルデン(スウェーデン)、バイクに強いダニエラ・リフ(スイス)そして先月のオセアニア選手権1位アンドレア・ヒューイット(ニュージーランド)らが優勝候補。モファットは先月バイク練習中の転倒で万全はないとの情報がある。
日本からは、先日のワールドカップ・ムールラバ大会で2位に輝いた崎本智子(日本食研)、パンアメリカンカップ1位そしてメキシコ高地トレーニングを経た上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)、シドニーオリンピックを知る庭田清美(アシックス・ザバス)が出場する。今シーズンの動向を左右する若手の足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、土橋茜子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)の結果も注目される。
(女子スタートリスト)
男子は、北京オリンピック金メダリスト2009年横浜でも優勝したヤン・フロデノ(ドイツ)そしてシドニーオリンピック金メダルのサイモン・ウィットフィールド(カナダ)の新旧メダリストが顔をそろえた。今年3月のムールラバ・ワールドカップ1位のブラッド・カールフェルト(オーストラリア)が地の利を生かせるか。先日のオセアニア選手権2位のクリス・ゲメル(ニュージーランド)、成長著しいローラン・ビダール(フランス)らも優勝の座を狙っている。
日本からは、山本良介(トヨタ車体)、細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)が世界に挑む。そして下村幸平(G.A.M)、椿浩平(村上塾・チームブレイブ)の若手選手に復活を掛けた平野司(ハンズ・スーア・稲毛インター)の6選手が出場する。
(男子スタートリスト)
なお井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員)は4月25日開催の石垣島ITUワールドカップからのスタートとなる。
日本時間4月11日午前6時 男子スタート、午前8時45分 女子スタート。
レースの模様は www.triathlon.org/tv (一部有料)、レース速報は当日配信。