6月27日(土)、2009NTTトライアスロンジャパンカップランキングイベント第4戦/村上・笹川流れ国際トライアスロン大会を明日に控え、村上市のクリエート村上で、有力選手の記者会見が行われた。今年の村上・笹川流れ国際トライアスロン大会は、本年よりトライアスロンが国民体育大会の公開競技となり、トキめき新潟国体のトライアスロン競技が9月27日(日)に行われるため、6月28日(日)に行われる。
出席したのは太田麻衣子(稲毛インター)、加瀬加奈子(トヨタ車体)、外山高広(東京都連合)、小野俊巳(新潟県連合)、寺尾洋志(新潟県連合)の5名。司会は水畑宏之社団法人日本トライアスロン連合(JTU)技術委員長。
まず最初に、選手の紹介があった後、各選手から明日のレースへの抱負が語られた。特に、加瀬、小野、寺尾の各選手には、本年9月のトキめき新潟国体トライアスロン競技への新潟県からの出場権がかかっているため、それに対する意気込みが語られた。その後、記者からの質問を受け、各選手とも活発な発言をしていた。
またこの大会は、全日本女子エイジ別トライアスロン選手権も兼ねており、5歳ごとに区切られた年代それぞれでチャンピオンが誕生する。
明日のレースのスタート時刻は以下の通り。
9:30 エリート男子/9:35 エリート女子/9:50〜 エイジ・リレー部門
<選手コメント>
○太田 麻衣子(稲毛インター)2週間前の蒲郡コンチネンタルカップで3位に入って、調子は上がってきている。すでに、国体の出場権は得ている。明日は、ドラフティングレースにはならないで、一人ひとりでのバイクになると思う。来週もレースが続くので、最後まで集中力を切らさないようにして勝ちたい。
○加瀬 加奈子(新潟県連合)昨年、この大会のエイジで優勝した。学生時代に少しトライアスロンをしたが、練習がきつくて諦めた。今年から国体の公開競技になると知って、昨年参加し、日本選手権にも参加した。本格的なレースはこれが3回目。初心者だが、明日は楽しくレースをして、国体の権利を得たい。
○外山 高広(東京都連合)昨年は、日本選手権14位、スーパースプリント酒田大会3位。昨年、一昨年はスイムに重点を置き、体重が増えて得意のランが遅くなった。今年は5kg体重を落として10kmを33分で走れるようになった。しかし、ワールドカップが目標なので30分代で走れるようにしたい。
○小野 俊巳(新潟県連合)村上小学校で教員をいているので本当の地元。明日の応援は多いと思う。先週のスイムは24分かかった。明日も出遅れると思うが、バイクが得意なので追いかけたい。
○寺尾 洋志(新潟県連合)昨年は不本意なレースが多かった。私はバイクが得意なので、ドラフティング許可のレースは不得意。スイムで遅れてバイクで追いかけることになる。ランでは、昨年2回小野選手に負けている。国体予選ではふるさとエントリーでスイムの速い選手がいるのできびしい戦いになる。
<この記事へのお問合わせ>
(社)日本トライアスロン連合(JTU)
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