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社団法人日本トライアスロン連合 2009 JTU ニュースリリース 発行元:社団法人日本トライアスロン連合 JTU
配信:2009年9月12日(土)
   
世界選手権ファイナル・エリート男子は、ブラウンリーが優勝。日本選手は田山が30位

 

 9月12日(土)、2009ITU世界選手権シリーズ・グランドファイナル・ゴールドコースト大会のエリート男子とエイジグループのレースが行われた。 

男子スイムの上がり

 午後3時15分にレースはスタート。スイムをトップで上がったのはアレキサンダー・ブルカンコフ(ロシア)とマイク・ペッツォールド(ドイツ)の二人で16分59秒のタイム。3番手にドミトリー・ポリャンスキー(ロシア)とアリスター・ブラウンリー(イギリス)、5番手にハビエル・ゴメス(スペイン)とフレデリック・ブローブル(フランス)。トップから30秒以内に44名が通過して、混戦が予想された。日本選手は、田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員)が17分3秒で、トップをうかがう位置につけた。 

男子バイクの第1集団 バイクでは、すぐに約35名の第1集団ができ、そのなかに田山が入っていた。第2集団は約10名で、ここには杉本宏樹(箕面スイミングスクール)が入った。第3集団は7名で、山本良介(トヨタ車体)と細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)が位置した。その後、第2集団が第1集団に追いつき、第3集団もバイク中盤には追いつき、約50名の大集団ができあがった。田山、山本細田はここにとどまったが、杉本は後退してしまった。レース後半には、ブルーノ・パイス(ポルトガル)とダニーロ・サプノフ(ウクライナ)が集団を抜け出して逃げ、その二人をマット・リード(アメリカ)とポール・ティッケラー(カナダ)が追う展開に。そのまま、勝負はランへと持ち越された。

ランへのトランジション 

 ランに入ると、パイスが逃げる。ブラウンリーはトランジションで遅れたが、2周目にはゴメスとともにトップを奪い、サイドバイサイドに。勝負は最終周までもつれたが、ラストスパートを制したブラウンリーが1時間44分51秒のタイムで、世界選手権グランドファイナル初優勝を飾った。2位はゴメス、3位はランで追い上げたヤン・フロデノ(ドイツ)が入った。日本選手最高位は、田山の30位。以下、細田36位、山本38位、杉本51位。

トップを争うブラウンリーとゴメス

 明日は、エリート女子、ジュニア(20歳未満)男女のレースが行われる。

<選手コメント>

○アリスター・ブラウンリー(イギリス)ティム・ドンが世界選手権を3年前に取って以来、イギリスが取ったことに価値がある。今年は、とてもいいシーズンになって、勝てたことがとてもうれしい。ライバルにも恵まれたし、すべてがうまく回転したということだろう。

アリスター・ブラウンリー

○田山 寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員)スイムから積極的にいけて、バイクでも第1集団に入れて、自分で考えた展開になった。しかし、50名の大集団になって、自分が前に出られなかった。途中で逃げた選手と一緒に逃げられなければいけなかった。また、ランへのトランジションには、もっといい位置取りで杯ら泣けばいけなかった。

田山寛豪 

 なお、レースの模様はフォトギャラリーでご覧になれます。

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担当(大塚)TEL090-3204-3126
JTU事務局 TEL03-5469-5401(代)

 


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