5月23日(土)、明日に記念すべき第25回大会を迎える天草国際トライアスロン大会の2009ITUコンチネンタルカップ天草/2009NTTトライアスロンジャパンカップランキングイベントの有力選手記者発表が、天草市民センターで行われた。
出席したのは足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、山本良介(トヨタ車体)、ミシェル・ウー(オーストラリア)、ダニエル・ウー(香港中国)の4名。司会は、山本光宏社団法人日本トライアスロン連合(JTU)広報副委員長。
まず最初に、選手の紹介があった後、各選手から明日のレースへの抱負が語られた。その後、記者からの質問を受け、各選手とも活発な発言をしていた。
明日のレースのスタート時刻は以下の通り。
7:30 スプリント男子/7:40 スプリント女子/8:00 エリート男子/8:20 エリート女子/8:50 エイジ・リレー/9:20 アクアスロン
<選手コメント>
○足立 真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)昨年はじめて天草大会に出て優勝ができた。印象に残る大会。精一杯頑張りたい。この3年は、同じチームの選手が優勝しているので、明日も優勝してチーム4連覇としたい。スイムは泳力の差はでない。バイクで小集団で逃げてランにつなげたい。ランでは上り坂でチャレンジしていきたい。チームの飯島健二郎監督をはじめ、井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)をはじめレベルの高いにチームメートと練習していることなど、その喜びを明日のレースで出したい。
○山本 良介(トヨタ車体)天草大会は3回目、2002年に最初に出たときにはじめて国際大会としての優勝を経験していて、いいイメージをもっている。明日は、どんな戦いになっても優勝することを目標にレースをする。スイムは泳ぎやすく、バイクは風に注意をしたい。ランが上り下りがあるタフなコース。勝つ準備はできている。あまりレース展開についてはかんがえていない。体力的には十分練習をしてきているので、あとは勝ちのこだわる気持ちをもってレースをする。
○ミシェル・ウー(オーストラリア)前週のITUコンチネンタルカップ・スービックベイ大会(フィリピン)で3位となった。天草のレースは初めてで、チャレンジングなレースだが楽しみたい。ランが得意なので、そこで追い上げたい。昨年のITU世界選手権バンクーバー大会でエイジで優勝して、今年からエリートに昇格した。いまは何もかも違ったことの経験の時期で、学んでいるといったところ。オーストラリアは強いアスリートがいるので、まだ自分はいいレベルにないが、そのうち追いつきたい。
○ダニエル・ウー(香港中国) 1週間前のITUコンチネンタルカップ・すービックベイ大会で優勝した。天草のコースはランが厳しいので、スイムとバイクで力を温存して、ランで勝負したい。 香港は練習のためにはあまりいい環境にない。春先にはニュージーランドで基礎トレーニングをし、夏はヨーロッパでトレーニングを積む。あとの時期は、海外のレースを回る。明日のスイムはウェットスーツ着用になるので、自分には有利だ。